編集部:
いままでのキャリアや、ハワイで不動産エージェントになったきっかけについて聞かせてください。

ひとみさん:
ハワイに来る前は日本で輸入業に携わっていました。海外の色々なディストリビューターを自分で開拓し、買い付け、そして日本での販路を作り売上を立てるといった一連の輸入販売業務の流れを任されて管理していました。

日本での社会人経験を経て、2002年にハワイ大学のカレッジ・オブ・ビジネスに留学のために移住しました。大学の授業で受けた不動産鑑定のクラスが非常に面白くて、それがわたしのハワイ不動産業との最初の出会いでした。

自分自身が留学生としてアメリカに渡ってきたので、住居費の高さなど経済的にも苦労しました。まずは自分がアメリカで暮らしていく基盤として、どうしたら不動産を買えるようになるだろう？という気持ちから、「個人プロジェクト」としてもっと不動産について勉強したい！という思いを強くしました。
 

その後、ハワイ不動産業の重鎮、エイブ・リー氏が主催する不動産エージェントスクールに誘われ、エージェント資格を取得。卒業後はエイブ・リー氏が経営し、ブローカーを務めるセンチュリー21アイプロパティーズに所属し不動産エージェントへの道を歩み始めました。
 

編集部:所属されているセンチュリー21アイプロパティーズについて教えてください。

ひとみさん:

センチュリー21というグローバルブランドのネットワークを活かして、オンライン・オフラインを駆使した情報の拡散力や収集力には非常に強いものがあります。

なおバックオフィスのサポートシステムがとてもしっかりしていて、私が電話を取れない時にも常にタイムリーな連絡が取れる体制でお客様には喜ばれています。
 

前述の通り、ハワイ不動産業界の実力者であるエイブ・リー氏を筆頭に、弊社はグローバルなだけでなく、ローカルに密着した人脈の強さがあります。そういった地元に根付いた情報網は、私が取引をまとめる際のネゴシエーションの強力なバックアップとなっています！
 

また、コミュニティへの貢献として収益の10％をクライアント様がお選びになられたチャリティ団体に寄付を行なっています。今後も地元の方々と一緒により多くの支援金を寄付できるよう、チーム一丸となり努力して参ります。

 

編集部:よく取り扱う物件はどのような物件でしょうか？またどのようなお客様が多いですか？

小さなスタディオタイプのアパートから、タウンハウス、一軒家まで幅広くお手伝いさせていただく機会がありましたが、近年はカカアコの新しいプロジェクトのコンドミニアムの国際的なトランザクションまで、取り扱い物件、取引タイプも幅広いのが私の特長だと思います。

不動産エージェントとしてのキャリアがまだ浅かった頃、教会のコミュニティメンバーが私をエージェントとして指名してくれ、不動産売買のお手伝いを喜んでもらえるようになりました。

最初は自分自身を助けるつもりでスタートした不動産の勉強が、のちに自分だけでなく他の方を助けることにもつながりました。なので、どんなお客様でも大切にしたいと思いますし、それを続けているうちに不動産キャリアを築いてこれたという感じです。
 

編集部:ハワイ不動産の最近の気になる動きや、お客様へのアドバイスはありますか？　

ひとみさん:
 

ハワイ不動産は長期で見れば、トレンドとしてずっと上がり続けているマーケットです。

なのでファーストバイヤーのお客様には、欲しくなったときに動けるように、まずは頭金の貯蓄を続けることと、ご自身のローン能力を複数のローンオフィサーとお話しして比較することをおすすめしています。
それぞれのレンダーで条件が異なることを意外と知らない方が多いのです。

まずは一軒目を購入し、次はそのエクイティでさらに良い物件の買い替えを狙っていくことで資産形成をすすめる、これが底堅いハワイ不動産のいいところだと思います。
 

また注目しているのは、コンドミニアムとしてはアラモアナミッドタウンのエリア、例えばザ・セントラルアラモアナやスカイ・アラモアナなどです。セントラルはアメニティの仕様と価格のバランスが素晴らしくおすすめしたいコンドミニアムです。　

編集部:印象に残るもしくは苦労した不動産取引について聞かせてください。

ひとみさん:

正直なところ、今まで携わってきた売買すべて、それぞれにユニークなチャレンジがあり、そこがまた不動産の楽しいところだと思っております。 しいて一件をあげるなら、海外の売り主、買い手、及びエスクローとのトライアングルのコーディネートのケースです。時差もあり難しい交渉の取引でしたが、学びの多い事例となりました。 こちらからできることは何でもやろう！という気持ちでいつも取り組んでいます。なんでもそうですがそうして得た経験が、一番のギフトでだと思っています。常にポジティブな姿勢で”課題は可能性（Problems=Possibilities）”と信じて取り組んでいます！　
 

ハワイの不動産に関しては日本語でお気軽にお問い合わせ下さい。