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Vol.29 [04/17~07/16]
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Vol.10 「ハレクラニ」成功の秘密に迫る

「レガシー(大いなる遺産)」に慢心せず、有能なホテルマンを生み出す教育を。

―ハレクラニ:アジアセールスディレクター 方 志勲(バン ジフン)―

プロデューサーおちまさとが、ハワイビジネス成功の秘訣を探るアロハボスクラブ、略してABC。第10回目は、特別編として「ハレクラニ」ホテルのアジアセールスディレクターのバン・ジフンさんにご登場いただきました。

Ochi-san(以下O):僕はハレクラニ歴15年ですが、ハレクラニと言えば、タオルやリネン類だけでなく、廊下からもすごくいい香りがするんですよ。
Bang-san(以下B):ホテルの演出の中で、我々がこだわっているのは五感です。中でも、人間の脳に1番残るのが「嗅覚」。匂いにまつわる思い出が残るのです。ハレクラニでは、すべてのリネン類を自社のランドリールームで洗い、他社と差別化を図っています。
O:掃除の人たちの挨拶もきちんとしていますね。
B: 人事部の中に教育科があり、新人教育のほか、就業年数によってテーマを決めた教育、ボランティアで参加できるコースを設けています。 
O:部屋の改装後、ベッドサイドに2か所(計4つの)コンセントの差込口が付けられたことも、細やかな気配り・心遣い「ハレクラニマインド」を感じますね。  ところでバンさんは、どうしてホテルマンに?
B: 高校1年生の時、交換留学生としてロンドンに渡りました。あるプロジェクトでホテルの総支配人と対談した時に「ホテルの仕事とは、人が笑ってくれること、喜んでくれること」という言葉が印象に残り、ホテルマンになる決心をしました。
O:ハレクラニの印象はどうですか?
B:ハレクラニで働く前から、アメリカだけではなく、日本・韓国など数多くのメジャー・ホテルで研修を受け、仕事をしてきました。ハレクラニは利益追求型の他ホテルと違って、ホテルをマネーゲームの中の投資物件とは考えてはいません。一見ムダと思われるようなところにお金をかけて、他ホテルとは違うラグジュアリー感をだすよう心掛けています。  バンガロー時代から数えて創業100年を控えていますが、従業員はハレクラニの持つ「レガシー(大いなる遺産)」の重みを感じながら、プライドを持ってお客様のために働くことができるのです。
O:ハレクラニの未来はどうなるのでしょう?
B:これまでの名声は皆さんが作ってくださった。これからは、ハレクラニ自身が自分達のことを発信していく必要があります。  世界屈指のリゾートホテルにするために、現在、グローバル化を目指しています。「守る」体制から「攻める」に変化し、簡単に損なわれやすい「名声」を、自分達で強固なものに作り上げていこうとしています。 「レガシー」もいいですが「向上」が必要なのです。そのためにも、りっぱなホテルマンを育てることが今後の課題です。
O:最後にハワイで働くコツを教えてください。
B: 仕事とプライベートのメリハリをつけることですね。スローライフもいいけど、向上心・野心をハワイタイムにブレンドしないことが大事です。
編集後記:ハワイに家を購入するまでの15年間、「ハレクラニ」が僕のハワイの家そのものでした。完璧なサービスとおもてなしの気持ちに溢れた「ハレクラニ」。リネンのいい香りから、従業員の笑顔まで、こんな良いホテルはなかなかありません。そのどれも満足できるものですが、あえて言わせていただけるのなら、いまはなくなってしまった、庭にあったハンモックと朝食の納豆復活がささやかな僕の望みです。
Shop Information
「ハレクラニ」
Halekulani
2199 Kalia Road Honolulu
☎(808)923-2311
2014/4/15発行 ハワイに住む掲載記事