「天国への階段」ハイキングコース、NPOが管理に名乗り出る

「天国への階段」ハイキングコース、NPOが管理に名乗り出る

更新日 2020.02.12

ホノルル市が募集していた、通称「天国への階段」と呼ばれるハイキングコースの修理や運営を行う団体に、フレンズ・オブ・ハイクステアーズというNPOが名乗り出た。

同ハイキングコースは、第二次世界大戦時代の軍事施設の一部として設置された階段だが、何十年もの間一般に公開されておらず、現在は、ホノルル市水道局の土地となっている。その景観の美しさでよく知られており、SNSなどでもたびたび不法侵入したハイカーが写真を投稿するなどして、隠れた人気のコースとなっていた。

しかし、不法侵入や違法駐車をするハイカーの取り締まり費用の問題や、遭難・怪我なども起きていることから、ホノルル市はこの修繕・管理の民間委託先を募っていた。

このハイクステアーズの運営は、自然保護、安全性、また地元住民の暮らしを守るなどの観点を踏まえて、商業目的だけでなく長期的に可能であることが求められている。

市は適切な委託先を見つけられなかった場合、取り壊しの意向を表明している。
 

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