ニーマン・マーカス、民事再生法(チャプター11)申請

ニーマン・マーカス、民事再生法(チャプター11)申請

更新日 2020.05.07

アラモアナセンター内の高級デパートとして、ハワイに来る日本人観光客にもファンが多かったニーマン・マーカスが、アメリカの連邦破産法11条(日本の民事再生法に近い)を正式に申請した。

ニーマン・マーカス・グループは、テキサス州ダラス本社、113年の社歴があり、新型コロナウィルスによる影響で、ニーマン・マーカスとしての43店舗を一時的に閉鎖、14000人の社員を一時帰休としていた。また、グループ企業としてはバーグドーフ・グッドマン、ホーチョウ、ミスレサを所有している。

ニーマン・マーカス・グループは、2005年と2013年のレバレッジドバイアウトによる債務$5ビリオン(5300億円)を抱えていた。

債権者は約50000社に上る。
 

同社CEOはニーマン・マーカスのうち、いくつかの店舗は閉鎖することになると思うが、清算はしないと語っている。詳細は発表されていない。

J.Crewに続き、全米規模の大手リテールの2つ目の民事再生となった。

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