ハワイ州イゲ知事、4段階のハワイ州再開プランを発表

ハワイ州イゲ知事、4段階のハワイ州再開プランを発表

更新日 2020.05.19

ハワイ州のイゲ知事は5月18日のプレスカンファレンスで、ハワイ州の再開と回復のためのプランを発表した。

フェイズ1の最初の厳しい外出禁止・自宅勤務命令「Stay-at-home」で、新型コロナウィルスの食い止めに成功し、現在はフェイズ2「Act-with-Care」に移行。6月5日からはレストラン店内飲食やビューティサロン、室内ジムなど”ミドルリスク”のビジネスも再開される。

今後の計画としてはフェイズ2がうまくいけば、フェイズ3「Recovery」フェイズでは、バーやクラブ、大型イベントなど再開、そしてフェイズ4最終的に制限なしの「New Normal」へと移行する。


いずれのフェイズも、14日間の経過観察期間を設置し、その間に感染者が増えるようなら元のフェイズに戻すとのこと。

この計画の中には、まだ州外からの旅行者の受け入れ、14日間の自己隔離義務の取り下げについては触れられていない。アメリカ国内の他の州も経済再開へと移行する中、ハワイ州が14日間の自己隔離を取り下げれば、旅行者が再びハワイに詰めかけるようになるのは必至であり、イゲ知事は「14日間自己隔離を取り下げと、観光業の再開をこの夏の終わりまでに実施する、というのは時期尚早と考える」とした。

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