ハワイ州、全米でもトップクラスの人口減少が顕著な州に

ハワイ州、全米でもトップクラスの人口減少が顕著な州に

更新日 2022.01.18

米国国勢調査局の最新データによると、全米で17の州とコロンビア特別区で人口の減少が起きたが、ハワイ州はその中でも最も人口の減少が顕著な州のひとつとなった。ハワイよりも人口に対しての減少率が高かったのは、ワシントンD.Cと、ニューヨーク州、イリノイ州だけだった。
 

2020年7月から2021年7月にかけて、ハワイ州は10,358人の住民が減少した。また今までの統計上、本来であれば出生数が死亡数を上回ることによる4000人強の人口増の見込み分が実際には増えていないことを考えると14500人近い人口が州から流出した計算となる。

中間層を支える経済活動の成長が実現せず、生活コスト高を支えきれないことにより、州を離れることを決意する人が多いことが原因とみられている。



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