ハワイのホテルストライキ、51日目でようやく終止符

ハワイのホテルストライキ、51日目でようやく終止符

更新日 2018.11.28

11月27日、ワイキキとマウイ島にある5つのホテルの所有会社キョーヤ・ホテルズ・アンド・リゾーツに対して行われていたホテル従業員によるストライキは、ホテル側と労働組合ユナイト・ヒア・ローカル・ファイブ間の合意により51日目でようやく終止符が打たれた。

労働組合ユナイト・ヒア・ローカル・ファイブによると、新しい契約では、初年度だけで、チップを受け取らない従業員に対しては時給1.50ドル、医療費1時間あたり20セント、年金13セント、児童・高齢者ケアファンド10セントがそれぞれ引き上げられ、チップを受け取る従業員に対しては時給75セント、ベルマンに対しては時給1.12ドルがそれぞれ引き上げられる。賃金引き上げは7月1日に遡って適用されるが、51日間のストライキ期間は含まれない。また今後4年間で給与と福利厚生など総額は、現在より1時間あたり6.13ドル増となる。

10月8日に始まった今回のストライキにはホテル従業員2700人が参加し、ハワイのホテル業界および観光産業に大きな影響を与えた。従業員は29日から職場へ復帰する。

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