マウイ島の大火災、支援が本格稼働

マウイ島の大火災、支援が本格稼働

更新日 2023.08.11

ハリケーン「ド―ラ」による強風がマウイ島の山火事と、ラハイナの町を中心とした住宅や商業施設の大規模な火災が鎮火し、8月11日の正午からはラハイナの街の一部に住民が戻ることが許可された。被害の確認は続いているが、現在のところ55名の死亡が確認されており、約2100名が避難所にとどまっている。
 

またマウイ島外に避難希望の島民やマウイを旅行で訪れていた人々に対する帰宅や避難のサポートも、ハワイアン航空、ユナイテッド航空、アラスカン航空、サウスウェスト航空など主要な航空会社が協力して実施。カーゴ機やカラの機体をマウイまで飛ばして連携するなど、マウイからの1万数千人以上の避難が行われた。オアフ島のコンベンションセンターは、マウイからの避難者約1000人のためにシェルターとして利用されている。


マウイ現地でも、給水ポンプ場で電力が復旧し、ラインを洗い流し次第水道も復旧する。8月11日3時まで、ザ・リッツ・カールトン・カパルアでは、ハワイ・フードサービス・アライアンスがトラックで運び込んだ寄付された食料、水、必需品、衣類などがボランティアによって配布されている。

Photo courtesy 


また、支援や寄付の動きが各地で始まった。オアフ島のハワイ州庁舎では、支援物資や寄付を8月11日金曜日の午後2時まで受け付け。午前10時から始まった支援の列が続いているという。

【支援希望品】トイレタリー用品、オムツ、粉ミルク、おもちゃ、衣類、寝具、家庭用品、常温保存可能な食品。
 

ただし寄付に関しては、詐欺団体のものか確認されており、充分な調査や公的機関からの承認を受けたNPOなどを通じて行ってほしいとハワイ州は呼びかけている。
 



 

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