ホノルル市アラモアナ地区にて、地域住民向けのアフォーダブル住宅プロジェクト「アマナ・ロフト(Amana Lofts)」が着工したことが5月31日に発表された。開発を手がけるのは、Muse HonoluluやSky Ala Moanaなど、ハワイで数多くの不動産開発を手掛けるJLキャピタル。

プロジェクトは、アマナストリート765番地に位置する5階建ての旧オフィスビルを全面改装し、全64戸の賃貸住宅へと再生するもので、完成は2026年を予定。提供されるのはスタジオタイプ、1ベッドルーム、2ベッドルームの3タイプで、各戸には14フィート(約4.3メートル)の高い天井と現代的な内装が施される。
建物にはエレベーターや住民用駐車場のほか、カーシェアおよびバイクシェアの導入も計画されており、交通利便性の向上にも寄与する。
全住戸は、ホノルル市郡のアフォーダブル住宅基準に基づき、地域の中央値所得(AMI)の80%以下の世帯を対象とする。家賃の詳細は今後発表される見込み。
JLキャピタルのマイケル・ヴァキオ副社長は、「本プロジェクトは、都市の中心部で求められている住宅ニーズに応えるものであり、既存インフラの有効活用という点でも意義深い」と述べ、同社としても州の住宅政策を後押しする形になると強調した。
ホノルルでは深刻な住宅不足と家賃高騰が続いており、こうしたアフォーダブル住宅の開発が注目を集めている。
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