連邦政府による召喚状がハワイ鉄道計画の資金調達に影響を与える可能性

連邦政府による召喚状がハワイ鉄道計画の資金調達に影響を与える可能性

更新日 2019.02.15

2025年に全線開通予定のオアフ島の鉄道計画(ホノルル・レール・トランジット)への連邦政府からの資金調達が、連邦政府の召喚状により難しくなる可能性があることが分かった。

先週木曜日、HARTは声明を出し、連邦政府から建設計画及び資金調達に関する全ての文書の提出を求める召喚状を受け取ったことを認めた。声明によると提出を求められている書類は、コンサルタント契約、請負業者および下請業者のリスト、請負業者の変更依頼書および裏付け書類、考古学的研究および通信に関する書類など、プロジェクトの当初にさかのぼるものも含まれる。

この声明を受け、ハワイ州議会議長のスコット・サイキ氏は、アメリカ政府公共交通局が、鉄道プロジェクトのための追加の連邦資金の提供に関する決定を遅らせるだろうと述べた。

オアフ島東のカポレイからアラモアナセンターまでを鉄道で繋ぐ計画のホノルル・レール・トランジットは、2012年に建設総工費は52.6億ドルの予算で始まったが、その費用は現在までに約92億ドルまで膨れ上がっているとされており、以前よりプロジェクトの管理ミスや透明性の欠如などが指摘されている。

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