ハワイ州運輸局(HDOT)は、自動取り締まりカメラの拡大に向け、Verra Mobility Corp.と10年間・総額1億6,000万ドルの契約を締結した。これにより、信号無視および速度違反を対象としたカメラの設置が州全体で進められる。市や郡の道路に設置される州主導のプログラムとしては、全米でも初の取り組みだという。
現在、オアフ島の17交差点で運用されている信号無視カメラは、今後ハワイ主要各島に拡大され、最終的には187基の「信号・速度違反対応型」カメラが設置される予定だ。
州の公的記録によると、2025年のハワイ州内の交通死亡事故は128件と、数十年で最多を記録。2026年1月にもすでに8件の死亡事故が報告されており、交通安全対策の強化が急務となっている。
HDOTによると、オアフ島での信号無視カメラ導入初年度には、違反件数が62%減少し、重大事故は76%減少。また、違反切符を受け取ったドライバーの90%が再違反しなかったという。
さらに、今年稼働を開始した速度違反カメラは、わずか6カ月で51万件以上の違反を記録。中には時速100マイル(約160キロ)を超えるケースもあったと、Verra Mobilityは発表している。
Verra Mobilityの政府ソリューション部門副社長エドワード・ティエッジ氏は声明で、「州と住民の命を守る大きな安全向上の取り組みに参加できることを光栄に思う。ハワイは道路安全を最優先に、戦略的かつ迅速に行動している」と述べた。
同社は今年中に次の段階のカメラ設置を開始し、まずは30基を追加稼働させる予定だ。
交通死亡事故が増加傾向にある中、州全体での自動取り締まり強化がどこまで安全向上につながるのか、今後の効果が注目される。
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