【早川 仁さん】インタビュー集やっぱりハワイ! Vol.4 コロナ禍での子育てはどうでしたか?

【早川 仁さん】インタビュー集やっぱりハワイ! Vol.4 コロナ禍での子育てはどうでしたか?

更新日 2022.12.29

2年に及ぶパンデミックでハワイも色々ありました。 ハワイを愛するみなさんに、コロナ禍を経てハワイとの関係がどう変化したか、伺いました。 揃ったのは「やっぱりハワイ!」という結論でした。 5名の方にインタビューしました。

Vol.1~5まで、シリーズでお送りします!
Vol.4は 早川仁さんです!

Q:早川  仁さん コロナ禍での子育てはどうでしたか?
A:コロナ禍での受験や引っ越しは本当に大変。ハワイだから頑張れました 

ハワイ 早川仁

早川  仁(はやかわ・ひとし) 
投資家 兼 海外子育て研究家

アリゾナ州立大学卒業後、大手外資系証券会社に16年勤務し、40代でセミリタイア。ハワイと日本の二拠点生活を経て、2019年に家族でハワイに移住。7歳と5歳の2児の育児に積極的に取り組み、2人ともハワイの有名私立校に合格させた。趣味はトライアスロン、サーフィン、マラソン。中央大学大学院ファイナンスMBA。
 

早川:ハワイとの繋がりは、アメリカの大学時代にさかのぼります。同じ寮にハワイ出身の学生が何人かいて、すぐに仲良くなりました。卒業後に彼らの故郷であるハワイに遊びに行ったら、何だか懐かしい雰囲気がそこにあって。風は心地良く、海はきれい。そして人が優しく、ゆったりと時間が流れている。自分にはハワイの血が流れているんじゃないかと思うくらいにハマりました。それから僕の「ハワイ好き」がブレたことは一度もありません。

 証券会社に勤めている時から、いつかはハワイと心に決めて準備を進めていました。資金を貯め、ハワイに生活の場を移しても運営できる経営体制を研究し、退職する時に複数の会社を立ち上げた時にはリモートで経営できる状況を整えました。期せずしてコロナで世界全体がリモートで仕事するようになりましたが、僕はコロナ前から実践していたわけです。

 そして、子どもの教育に携わるというのは僕の大きなテーマでした。英語教育の環境で文化の異なる人々との関わり、様々な人種とのコミュニケーションを学んで、どんな環境でも生きていける力を身につけてもらいたいと思っているんです。英語だけでなく日本語の教育にもしっかりと取り組んでいます。

 はじめは、日本とハワイを行ったり来たりの二拠点生活でした。子どもをハワイのサマースクールに入れて徐々に慣れさせて、2019年に家族で移住しました。正式に現地のプリスクールに入学させて、私立校受験の準備を進めました。その年の12月には志望校に近いマノアの賃貸住宅に引っ越して、準備は万端でした。ところが、一通り受験が終わって、結果待ちという時に、コロナウイルスのパンデミックに突入。ちょうど学校の春休みで家族で日本にいる時で、あれよあれよという間にハワイに戻れなくなりました。その間は不安でしたね。これから合格発表、入学手続きと進むのに日本にいて大丈夫なのか、サマースクールには行けるのか…。4月から日本も緊急事態宣言となり、プリスクールのオンライン授業は一部受けましたが、ひたすら自宅にこもって不安と闘っていました。志望校合格の朗報が入った時にもまだ日本にいて、ハワイに戻る目処はついていませんでした。

 

パパ長女、ママ次女が交代でハワイと日本を往来

 8月に新学期が始まるという直前に、JALの臨時便でようやくハワイに帰れましたが、この頃はまだ2週間の自宅隔離がありましたから、全員が隔離にならないよう、私と長女だけ先にハワイに戻りました。その後、時期をずらしてママと次女がハワイに来たのですが、しばらくは、日本に帰国するのもハワイに行くのも、この2人ずつの組み合わせで時期をずらす方法を取らざるを得ませんでした。まだビザが取れていなかったという事情もありました。
 そのうち、申請中の永住権を待っていては次女のキンダー入学に間に合わなくなる可能性が出てきたので、Eビザ取得に切り替えることにして現地の企業買収の準備をスタート。最近ようやくEビザを取得できて、学校のリモート授業も終わり、ようやく生活が落ち着いたところなんです。パンデミックの時に日本に戻ろうかという話もしたけど、僕のハワイへの想いは揺るがなかった。ほかの外国も選択肢には浮かびませんでした。
 学校にも近く、空気感の良いマノアの土地に自宅を構えるのも目標で、2年近く探してようやく今の家に出会いました。理想の家にするためにリフォームには毎日のように立ち会い、家電や資材、内装仕上げ、外壁塗装など全て自分で選びましたし、作業員とは現場でランチをして関係を構築しました。ハワイでのリフォームは日本とは全てにおいて勝手が違い、なかなか大変な作業でしたが、良い経験になりました。ようやく完成した家の仕上がりには家族全員大満足しています。
 苦労を乗り越えてつかんだハワイ生活は、やっぱり心地よいです。この風、この空気感に全てが詰まっていますね。波も、人も、自然も。ここに住んでハワイの人の優しさにもたくさん触れました。テラスに出てこの風に吹かれながら家族を眺める。人生一度きりですから、そんなハワイでの時間が愛おしくて仕方ないです。

パンデミック真っ最中の2020年8月、長女と共にハワイに戻った機内でのショット。
 

インタビュー集やっぱりハワイ!Vol.1 つんく♂さんの記事はこちらから>>

 

インタビュー集やっぱりハワイ!Vol.2 稲本健一さんの記事はこちらから>>

 

インタビュー集やっぱりハワイ!Vol.3 本田直之さんの記事はこちらから>>

 

インタビュー集やっぱりハワイ!Vol.5 加藤信一さんの記事はこちらから>>

 

※この記事は「ハワイに住む」マガジンVol.50の記事を元に作成しています。



 

◆【ハワイに住む】ニュースレターはじめました!


お申し込みはこちらから(メールアドレスのみ)

登録特典あり!特典はこちらでご紹介しています!

 ・月一回配信
 ・一ヶ月のハワイニュース振り返り
 ・不動産市況や物件情報
 ・メルマガだけのオリジナルコンテンツなどお届けします


◆【ハワイに住む公式LINE】(月数回)はじめました!

友達追加よろしくお願いします!

関連キーワード

合わせて読みたい記事

各カテゴリーのお知らせを見る

不動産会社・
エージェントにお問合せ
閉じる