契約編 1・購入申し込み(オファー)のプロセス

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契約編 1・購入申し込み(オファー)のプロセス

更新日 2018.09.01

これだ!と思う物件が見つかったら、購入申し込み(オファー)に入ります。2017年のデータによると、ハワイの不動産市場に出た物件はコンドミニアムで平均18日、戸建だと16日で売却するほど活況。日々状況が変わりますので、ここからは時間との戦い、交渉力の戦いとなります。


 

購入申し込みのプロセスと詳細

購入契約書を用意し、オファーを入れる

購入意志が固まったら、自分(買い手)のエージェントを通じて、売り手側のエージェントに購入の意思と購入希望の金額をオファーします。その際「購入契約書(Purchase Contract)」と言われる書類に、希望金額・条件を記入し、手付金(物件金額によりますが$1,000~)を添えて提出することになります。この手付金は、合意に至らなければ返金され、合意に至れば、総額から清算されます。

 

カウンターオファーを待つ

買い手のオファーに、売り手が納得しない場合には、「カウンターオファー」といって、逆提案が来ます。通常2-3回のやり取りで着地点を見出します。

「購入契約書」と名が付いている通り、基本的にこの契約書上で設定した条件に売り手・買い手双方が合意すれば、基本的に契約が成立となります。


この購入契約書は14ページの英語の書類で、この中で、購入金額や、何日以内にこの取引を完了させるか(通常45日、短い場合には20日程度)、室内点検を何日以内に完了させるか、など重要な日付が設定されます。
 

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基本合意にいたる

ここで基本合意に至ったところで、第三者機関であるエスクロー会社が登場し、「エスクロー」とうい口座が開設されます。これは今後の取引をエスクロー会社が中立性を持って、進行してくれる独特の仕組みです。

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このように、基本合意にいたり、エスクローが開設され、取引プロセスがスタートしたあとでも、納得いかないことがあれば買い手はペナルティなしでキャンセルできるタイミングがあり、買い手にとって優しい仕組みと言えます。 

詳しくは次の記事
購入契約書の重要事項とキャンセルのタイミングについて 
購入契約書についてくわしくはこちらの記事で>

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