ハワイ(ホノルル)現地時間
7/24(月)20:54
Vol.30 [7/17-10/15]
ハワイに住む表紙・パークレーン/ワイエア 超高級物件の驚くべき全貌
・本田直之氏が厳選 オアフ最新レストラン
・クールビズにアロハシャツを
・保存版 日本語OKなハワイ弁護士リスト
・グリーンカード抽選情報
・本格的な指圧・マッサージ・整体院
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ハワイの大手デベロッパーに聞く
ホノルル不動産開発の現状とゆくえ

徐々にその姿を表すカカアコをはじめとするラグジュアリーコンドミニアム群。
本年度中には引き渡しが始まる物件もあり、未来絵図がリアルなものになりつつある。そんな中、計画中止の知らせも入るなど、ハワイの未来について不安視する声も出てきた。そこでハワード・ヒューズ、コバヤシ・グループという大手デベロッパー2社の重要人物に、現状、そして今後の見通しを聞いてみた。

ハワード・ヒューズ

信頼できる経済専門家によればこの先3年間で不動産価格は20%上昇する予測です

ワードビレッジの開発は、太平洋を一望するウォーターフロントに面した約7万坪の土地を再開発するという、アメリカ国内でも非常にユニークで魅力あふれるプロジェクトです。プロジェクトのコンセプトは、新しいホノルルの中心となり得るコミュニティ創りに重点を置いています。この完成によって、地元住民と世界中からのビジターの両者にとって価値ある場所がホノルルに誕生することになります。
開発の中核となるコンドミニアムの販売•建設も順調に進んでいます。現在建築中の「ワイエア」「アナハ」は約90%のユニットが販売済み。また基礎工事が開始された「アエオ」は半数のユニットが販売済みとなっています。次に着工されるのは、地元の中流層を対象としたアフォーダブル・プロパティ(低所得者向け住宅)のカテゴリーに属する「ケ•キロハナ」ですが、こちらは386戸がわずか4日間で完売しました。総合すると現在までにワードビレッジ全体で約1100戸が売却済みという状況で、我々はこのプロジェクトの未来は明るいと確信しています。
しかし、昨今はハワイの不動産建設の不安要素として建設資材の値上がりを心配する声があるのも私たちは理解しています。ただ我々にとって、こういった動向は想定の範囲内なのです。全米のデベロッパーの間でもハワイはアメリカで最も建設コストが高額な地域として知られています。建設資材をハワイ州外から持ち込むため、すべてに輸送費がかかり、アメリカ国内のどこよりもコストが高額になるのは当然なのです。我々はハワイの不動産業界の将来については、経済専門家と密接に連携し、経済状況を様々な方向から監視しながらマーケットの状況を予測、コストの高騰には利益の見直しを行いながら対応しています。そんな中、経済専門家たちの見解では、この先3年間でハワイの不動産価格は20%ほど上昇すると見込まれており、ハワイ不動産は今後も非常に利率の良い投資物件であると言えます。
我々は資産投資を海外に求める日本やアジア諸国でのハワイの不動産に求められるニーズをリサーチするために、本年6月以降に日本•韓国•中国へ直接赴いてバイヤーに会って調査を行い、今後の施設向上の足がかりとする方針です。
ハワードヒューズは、全米で商業用・居住用・複合施設の開発を行ってきた経験を生かして、ホールフーズやCVSといった大型店、「ノブ」や「メリマンズ」といったレストランの誘致、地域イベントの開催など、笑顔のたえない街を住民たちに提供していきたいと考えています。

ビル・ピセツキー氏
ハワイ販売宣伝部・上席副社長

ワードビレッジ販売宣伝部責任者、住宅販売・顧客関連責任者、 販売戦略の実行、顧客管理など複数分野を管理、カリフォルニア州およびハワイ州で30年以の実績を有する。趣味はジム通いとハーレーという一面もある。
発表済みのプロジェクト

「ワードビレッジ」
「アエオ」 「ワイエア」
「ゲートウェイ」(シリンダー)
「ケ・キロハナ」

コバヤシ・グループ

2010年から需要が高まる高級コンドミニアム市場
活発なその傾向には今後も目が離せません

ハワイの不動産には、戸建てやコンドミニアムを含め、異なる分野が混在します。私たちが扱う高級コンドミニアムのマーケットは「ワンアラモアナ」が販売開始からわずか29時間で完売したことから分かるように、需要の伸びは顕著で物件の販売も好調です。目下アラモアナ•センター海側に建築中の最高級コンドミニアム「パークレーン」も5月時点で80%以上が販売済み。現在のラグジュアリーマーケットは非常に「強い」と私は思っています。経済予想では夏に向けて円安も緩和されると見込まれていますから、円の上昇により日本人にとって買いやすいマーケット状況が訪れると予想しています。この場合は為替変動によって価格が10%程度前後することもありますから、日本人バイヤーにとっては大きなチャンスです。
一方でハワイの不動産業界の好景気を受けて、流通が停滞気味になってしまうほどハワイ方面への建築資材マーケットも好景気に沸いています。コバヤシ・グループ&マクノートン・グループは、 ワイキキのキングスビレッジがある場所にホテルコンドの建設を発表しましたが、船舶での運搬に頼る建設資材の入手に滞りが出てはいけませんから、工事着工の時期についてはまだ確定を控えています。今年中あるいは遅くとも来年の着工が目標ですが、建築資材の値上がりも含めてマーケット動向をよく見守りながら進めていく方向です。この傾向はデベロッパー他社も同様であるためハワイ全体で新規物件に品薄感があるかもしれませんが、円の状況と合わせてうまくマーケットを把握していければ資産の有効活用に対してはポジティブな要素になり得ると思います。
また、従来からハワイの不動産市場には物件が古くなっても価格が上がり続けるという非常にユニークな特性があります。アメリカのハワイ以外の州であれば、築年数が古ければ最終的に40%程度は資産価値が落ちるのですがハワイにはそれがありません。ハワイの住民である私自身にとっても、事実ハワイの不動産は長期的に高い利率を得られるポジティブな投資になっています。
大都市としての機能の中に生活空間を持ちながら30〜40分ほどでネイバー諸島の大自然の中に身を投じることができるオアフ島にはこれからも住む場所としての需要が高まることは必至です。最高級コンドやホテルコンド、再開発などの建設プロジェクトによって、ビジネスレベルでも個人レベルでも、ハワイの不動産マーケットは今後も 活発に拡大してゆくと私たちは期待しています。

ドナルド・マット・パカラ氏
セールスディレクター

アリゾナ州ツーソン出身、アリゾナ大学卒業。1995年プロゴルファー、後の2004年不動産仲介会社「ハイア&アソシエイツ」入社。ワンアラモアナやパークレーンの日本人オーナーとバイヤー約200人を担当。
発表済みのプロジェクト

「パークレーン・アラモアナ」
「Kings Village」
2017/07/15発行 ハワイに住む掲載記事