ハワイ(ホノルル)現地時間
4/27(木)14:21
Vol.29 [04/17~07/16]
ハワイに住む表紙・ハワイで住みたい街5つの共通点
・ハワイ進出の参考書
・隣島の不動産事情 ハワイ島&カウアイ島
・本格的な指圧・マッサージ・あん摩・整体院で「プロフェッショナル」を探す バックナンバー集へ
編集部ブログ
プロフィール

アライアンス・パーソネル
Alliance Personnel
地元ハワイの人材派遣/紹介会社。ローカルや日系企業とのつながりが強く、求人広告等に掲載されていない仕事も積極的に紹介。派遣登録・レジュメ添削・就職アドバイスも無料で行っている。

ジュン・フェルナンデスさん
June Fernandez

代表取締役社長。2003年設立。Top Staffing FirmやTop Women Owned Businesses など数々の賞を受賞。
1136 Union Mall Ste. 201  ☎808-521-4300

日本からのビジネス進出が進み2015年もますます人材需要が拡大すると予想しています

 2014年は円安の影響で、経済的には鈍りましたが、会社自体は人材を必要としており、人材派遣のリクエストも変わらずあります。中でも最もニーズがあったのは昨年に引き続きウェディング業界でした。ウェディングは春秋がハイシーズンですが、人材募集にシーズンはありません。というのも、ウェディング業界ではハイシーズン前に業務対応できる人材を確保し、育てる時間が必要な為です。そのためウェディング業界は年間を通して人材を求めている状況です。旅行会社については昨年に比べると減速傾向にあったと感じています。また例年よりも2014年は選考の判断基準がきびしくなってスキル的な要求が高まり、より良い人材が求められていたように思います。それから2014年に新しい動きとして感じたのは、西オアフ方面にある企業や事業主から人材を求める声が多かったということ。マニファクチャー系の企業で事務や経理スタッフで日本語ができる人材を探している、というお問い合わせを多く受けました。日本からの進出企業、あるいはローカル企業を買い取った日本人経営者などから、日本語でのレポートができるだけでなく、日本から来た上司をサポートできる人材が求められています。
 雇用される側から希望が増えている職種はオフィス系です。シフト制ではないためスケジュールが立てやすく、落ち着いた環境での仕事を求められる方が増えているようです。働く側の選択肢も、スキルがあって応用の利く方なら仕事はたくさんあります。2013年あたりは企業が人材に求めるクオリティが高くなりすぎる傾向がありましたが、現在は人材不足のためハードルも少しゆるくなって来ています。
 2015年の予想については、オバマ・ケアの影響で雇用主の医療保険負担が増えることを反映して、雇用状況にも正社員を求める需要が減り、私たちのような人材派遣会社に頼る企業が増えるなどの変化が生じるのではないかと感じています。ハワイ進出を計画している日本企業から、人材事情について問い合わせを受けるケースも増えていますので、2015年も就職チャンスは拡大しそうです。
 仕事をしながら就職活動することも良い仕事に恵まれるための重要なキーです。現在仕事されている方も、人材登録しておくことをお勧めします。

プロフィール

アイアイアイ・キャリア
iii career
ニューヨーク本社を筆頭に全米に14支社と東京オフィスを展開。幅広いネットワークを駆使し仕事を斡旋。常駐日本人スタッフが求職者の希望をしっかり聞き丁寧にカウンセリング致します。

加治 このみさん
Konomi Kaji

ケンタッキー州の大学を卒業後、自動車産業で人事・採用に従事。ワシントンDCにて法律事務所勤務を経、12年ハワイに移住。
2255 Kuhio Ave. Suite 787  ☎808-922-8849

コンサバティブだった2014年を終え2015年は新たな波に期待しています

 2012年から活発だった日本からの事業進出が減少したり、観光客の財布のヒモが固くなったりと、2014年はワイキキ周辺の小売りビジネスは円安のあおりを受けて人材を求める声が少し弱まりました。観光客数自体は減っていないものの、ドルでの消費が減ったことから、全体的に小売りビジネスが減速し、人材募集も少なかったと思います。その一方、ウェディング業界は前年よりもさらに多くの求人がありました。なかでも目立ったのは新しいコンセプトを持ったウェディング関連ビジネスの進出です。ウェディングに対するニーズも変化して、ドレスやタキシードでの写真撮影のみのカップルや、カジュアルなウェディングパーティーをするカップルが目立つようになりました。そういったお客様をターゲットにした若く勢いのあるウェディング会社さんからの求人依頼が増えています。求められる人材は、フルサービスのウェディングとは異なり、トレーニングを必要としないポジションにはじまりさまざまです。これらの新しい会社、長くハワイのウェディング業界で活躍して来たフルサービスの挙式をあつかう老舗、ともに2015年もウェディングビジネスの人材要請は伸び続けると予想しています。  もう一つ勢いが目覚ましいのが不動産業です。およそ20年先まで続くといわれるハワイの不動産開発を反映して、ハワイの不動産ライセンス保持者の需要が伸び、不動産売買ができるライセンスを持ち、ハワイやアメリカ国内で経験のある方が今後ますます求められそうです。
 また、旅行業界も円安の影響は受けましたが健闘し、駅伝、マラソン、トライアスロン、人気アーティストのコンサートなど経済効果を生むイベントがたくさん行われました。それに伴いイベントのキャンペーンや電話対応など、一時的なイベント要員が求められる頻度が高まりました。このようなイベントでは急な人材調達が求められる場合も多々あります。しかしあまり急すぎると募集が間に合わなくなりかねないため、企業には早めの人材確保を勧めています。
 2015年私どもでは、全米に支社がある特性を活かし、建築や不動産など完璧な英語力が必要とされる業種の需要を予想し、日本語が堪能なネイティブの人材を紹介ししていくことを考えています。また昨年、企業向けの人事情報管理ツールを構築し、煩雑な管理をスムーズかつシンプルにマネジメントしたい事業主さんへの提供など新たな分野にもチャレンジしながら、たくさんの皆さんのお役に立ちたいと考えています。

2015/1/15発行 ハワイに住む掲載記事