ハワイ(ホノルル)現地時間
9/26(水)01:47
Vol.34 [2018/7/16-2018/10/14]
ハワイに住む表紙・ハワイのコンドミニアム徹底研究
 海側vs山側 高層vs低層 
 それぞれの言い分
・「自宅パーティー」もこれで安全
 出張シェフ&ケータリング
・大人の女性がリピートする
 セレクトショップ3選
・ビジネスの達人インタビュー
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"ハワイ在住ママたち"が語る
カカアコを中心に不動産景気に 大きなうねりが訪れています

フォガティ不動産
ジニー・三千代・フォガティ(B)

425 Ena Rd., Suite A-1
☎(808) 955-5100
fogarty@fogartyhawaii.com
 全米屈指の不動産デベロッパー、ハワードヒューズコーポレーションの進出。450エーカーの土地の中に22棟のコンドミニアムが立つ計画を中心に、今から20年の間に4・000室以上が増えることになります。現在の税法では1物件に2年間居住すれば売却時1人頭25万ドルのキャピタルゲインに一切税金がかからないため、物件を転用して利益を図るパターンが増えると予想します。22棟の建設がいっきに動き出すと、今度はゼネコンや建築業者が不足しハワイ以外からの人材流入や手抜き工事も心配になります。中国製の安いパーツを使って実際に問題が発生した高級物件もあります。建設資材は釘1本に至るまで全て海運に頼るハワイではオイルチャージの高騰などを予想した価格設定となり、今後ハワイの物件の高騰は避けられないでしょう。さらにハワイ州のレール計画で駅が2つできるカカアコの価値はますます上がる見込みです。また、不動産バブルを狙って法外なマージンを上乗せする悪質な不動産仲介業者にも要注意です。投資目的で購入した物件が売れなくならないようエージェント選びは慎重に行ってください。

為替の動きにとらわれすぎると 買い時を逃してしまう可能性が。

マップビジョン不動産
岩佐健司(R)

201 Ohua Ave., TI-302
☎(808) 971-0101
sales@mapvisionhawaii.com
 ハワイの不動産は過去数十年にわたり価格が上昇しています。一時的に(アメリカ経済の動きに合わせて)下がった時期もありますが、現在は高騰しています。これは、経年によって価値が下がってしまう日本のマンション事情とは明らかに異なる点と言えるでしょう。為替で見ても、小さな波はありつつも、縮小傾向にある日本経済以上にハワイ不動産価格は上昇すると思っています。弊社の顧客は長年にわたりお付き合いのあるオーナーさんが多いのですが、このところ物件を売却されて利益を得る方も増えています。現在活発に推移しているハワイ全体の住宅ブームは、住宅ローンの低金利もあって地元ローカルにとっても不動産の買い得感が広がっています。今後、ワイキキに新しく建設されるザ・リッツ・カールトンをはじめ、アラモアナやカカアコで計画されている高級コンドミニアム建設が始まると、既存物件の価値も同様に引き上げられるので、ハワイの不動産価値はますます上がることでしょう。ハワイは世界中から買い手が集まる不動産市場ですし、アメリカ本土からもベビーブーマーたちが引退後移り住んでくる動きが盛んになっているので、ハワイに物件購入を考えておいでの方は、欲しいと思ったときが買い時です。ご自分の直感を信じるのが賢明だと思います。

購入売却のタイミングは エージェントに相談を。

サチハワイ不動産
さとう あつこ(RA)

88 Piikoi St. Suite 301
☎(808) 754-2284
atsuko.hawaii@gmail.com
 不動産協会今年の4月のデータでは一戸建・コンドミニアム供に価格は前年比10%の上昇。セールスの数も30%程度上がっています。急激な円安で購入の動きに僅かにブレーキがかかっていますが、円高で物件を売却できずにいた日本人オーナーさんがついに売却に踏み出すケースも出ています。在庫不足で今売りに出せばすぐ買い手がつくという好条件に恵まれ、売却には格好のタイミングです。購入については、ハワイへの直行便が増えて便利になったことも手伝って韓国と中国の動きが目立っています。それでも割合では日本のお客様がダントツで、去年も1位は日本でした。物件数と金額では223件16・800万ドル、2位のカナダ82件3・700万ドル、3位の中国17件1・200万ドルとなっています。物件単価ではアジアの国が群を抜いていて、アジアの富裕層がハワイの物件を購入されていることがわかります。現在は販売が順調に伸びているのに対し、在庫が追いついていないというジレンマをマーケットが抱えていて優良物件にはすぐ買い手がつくため、購入される方は物件を逃さぬようタイミングを大切にしてください。

後追いのスパイラルに落ちない 臨機応変さも必要とされます

センチュリー21
ハワイアンスタイル株式会社
たかこ・山谷・マクミラン(R)

1888 Kalakaua Ave. Suite C108
☎(808) 382-6551
c21takako@gmail.com
 去年の暮れ辺りから出せば売れる状況で、地元ローカルたちの間でも金利の低い今のうちに買おうという動きが高まり、ぼろぼろの一戸建でも買い手が殺到する状況です。日本の方たちの間でも、放射能に対する不安から、お子さんの健康や将来を考えて移住してくる方が非常に目立ちますし、航空便が増えて中国や韓国からの需要も増えています。そういった現状から物件探しは早いスピードで狭き門になりつつあります。古い物件でもきれいに改装してマーケットに出せばすぐ売れるため、リモデリングがトレンドに。いまハワイは売り手マーケットに転じています。購入を決める際日本人は考えすぎる傾向にあるので、80万ドルの物件で決めあぐねて買いそびれ、次は90万の物件しかなく悩んでいるうちに、とうとう100万ドルの物件しかなくなってしまうとい後追いのスパイラルが起きています。以前はなかなか買い手のつかなかった200万ドルや300万ドルという物件にも買い手がつく流れが生じています。良いなと思う物件がみつかったら余り躊躇せずに物件を押さえて、その後状況を見て買換えをするという風にフレキシブルに考えて後追いを回避してください。ただし、しっかりした売買事例やデータを入手し、信用と実績のある不動産会社を選ぶことが重要です。

良い物件を見極める力が ますます重要になります

カイナハレ・ハワイ
三田 英郎(R)

2222 Kalakaua Ave., Suite 609
☎(808) 397-5280
hmita@hainahale.com
 去年と比較するとやや弱含みですがハワイの物件は相変わらず買いたいお客様が多く、4月に日本でセミナーをした際もリッツカールトンなどが注目されました。大きな潮流でいうと資産の分散目的でハワイの不動産に目を向ける傾向があります。このところの円安の影響や、カカアコ再開発プロジェクトなど新規物件の建設が今後続くことで、古い物件の購入に積極的になれない状況などがあり現在は一時的な様子見状態になっています。ただし、別荘目的であっても投資目的であっても、基本は海外に資産を持っておくということが第一目的であれば、この状況は長くは続かないと思います。アメリカは取引が非常に自由なことや、古くなってもマーケットの価格が落ちないというハワイの特性からハワイに物件を持とうとする流れは変わらないでしょう。ロケーションの良さや有名物件など、買われる方の資金と購入目的によって売れる物件は様々ですが、良い物件が適正な価格でリスティングされるとすぐ売れる状況です。今後大型プロジェクトが同時に動くカカアコの開発については、各物件の善し悪しは担当するゼネコン等の業者次第というところがありますし、ワイキキ周辺の新規建設物件は下水の不足など課題もありますから、お薦めする側も、物件を見極める力が重要になると考えています。

需要がふえる一方の ハワイの不動産市場は堅調

ホノルル・
インターナショナル・
リアルティーLLC
桝谷 佳織(R、PB)

2250 Kalakaua Ave, Suite 518
☎(808) 922-3000
kaori@hirhawaii.com
 昨年今年とハワイカイやワイアラエイキの一戸建といった100万ドル物件に7〜8軒のオファーが入る状況が増え、2005年あたりの不動産景気を思い起こします。当時も金利が下がり始めたことでアメリカ本土からの投資家が買いに入り、在庫不足が発生して物件価格を押し上げました。しかしローンの審査基準が今よりも緩く、頭金がさほどなくても購入できていたという状況は、当時と今の大きな違いです。今はローンの借入側はおろか対象物件の審査もたいへん厳しく、VA、FHA等のローン以外は頭金の必要金額も高く、頭金が少ない場合は抵当保険も高くなるという条件があり、今回はアメリカ本土からの動きに拍車がかかっていないように見えます。日本人のお客様に関しては、キャッシュで、売り出し価格を上回るオファーが何軒も入る物件もありましたが、急激な円安が進んだことで、現在は動きが静かになっています。いずれにしてもハワイは在庫不足が慢性的になっており、地元の著名経済学者も「これから近日中に建設予定の物件をもってしても需要を満たすのは難しい」と述べるなど、 ハワイの不動産市場は今後も堅調と言えそうです。

ハワイ不動産、市場現状の結論は?
1990年、2005年と比較してもハワイ不動産市場は堅調。(グラフをクリックすると大きくなります。)
 各不動産エージェントの言葉にあるようにハワイに限って言えば、不動産物件は確実に減少している。これは1980年代後半の日本のバブル景気、2005年のアメリカ経済絶頂期と比較しても、さらに顕著な傾向だと言われている。今後20年間にかけ、ホノルルのカカアコ・エリアに20棟以上のコンド建設計画があるが、だとしても需要は追い付かないだろうとの予測もある。  そもそもハワイはなぜ物件が不足しているのか。小さな島であるオアフ島は世界中から注目されるまさに夢の楽園。限られたランドスペースであるから当然、そこに建つ物件数には限界がある。世界中の好景気からくる島内外からのオファー数が増えれば、バランスが崩れるのは想像にたやすい。海外からの買い手の多くはほぼキャッシュ、予算増、モノがあれば即決断なのだそうだ。  2012年と2013年の中間価格や販売実績、販売開始から入札までの期間、売上戸数を表した別表を見ても、2013年は2012年のそれを上回っている。リスティング(公示)からオファー(入札)までの時間は短くなり、入札価格も希望販売価格を上回る。スターアドバタイザー跡地をはじめ新築コンドミニアムはほぼ完売。ワン・アラモアナ、リッツカールトンなど想像を遥かに超えるラグジュアリー・コンドも、発表とほぼ同時に完売ニュースが続々届く状況だ。業界新聞やアナリスト評でも、ハワイは観光業ブーム再来に加えて、不動産業界の活況を次々報告している。
編集後記
長年売れなかったワケあり物件でさえも高値で買い手がつくほど、現在のホノルルの不動産は在庫薄。編集部に届く知らせはどれも市場の活況を伝えるものだ。優良物件を手に入れる時期は今、なのかもしれない。ただし、不動産エージェントと強力タッグを組むことをお忘れなく。
2013/7/15発行 ハワイに住む掲載記事