スペシャルインタビュー【"ハワイに住む"を叶えた人々】大木優紀さん (ALOHA7 Inc. CEO╱株式会社令和トラベル執行 役員CCO)

スペシャルインタビュー【"ハワイに住む"を叶えた人々】大木優紀さん (ALOHA7 Inc. CEO╱株式会社令和トラベル執行 役員CCO)

更新日 2026.02.18

スペシャルインタビュー「ハワイに住むを叶えた人々」。 ”移住の決意、家族のために” をテーマに、今日フィーチャーするのはALOHA7 Inc. CEO╱株式会社令和トラベル執行 役員CCOの大木優紀さん。

ハワイ移住を決意する背景は人それぞれ。とはいえビザ、住居、仕事、子どもの教育とハードルは多く、海外に出るとなれば容易なことではありません。そんなハードルを乗り越えて移住を実現した人たちに、それぞれの事情を伺いました。共通するのは、家族のためにハワイを選んだこと。家族がいれば海外移住の苦労も乗り越えられる。そんなストーリーをお届けします。
海外移住の苦労を吹き飛ばしたのは子どもたちのポジティブさとハワイの風でした(大木優紀さん)

【PROFILE】大木優紀(おおきゆうき)
ALOHA7Inc.CEO╱株式会社令和トラベル執行役員CCO。2003年テレビ朝日にアナウンサーとして入社。バラエティ、ニュースなど多ジャンルの番組に出演。21年テレビ朝日を退社し、22年令和トラベルに転職。企業広報や旅行商品PR、コンテンツ集客を推進。翌年、執行役員。25年10月ハワイ子会社ALOHA7,Inc.CEOに就任し、ハワイに移住。小学生の長女、長男を育てる母親でもある。https://newt.net

到着直後の3日間はやることが山積みで

今でも、昨年(2025年)ハワイに到着した直後の3日間を想い出すと、冷や汗が出ます。家族4人で到着したものの、ホテルの宿泊予約は3泊、レンタカーの契約も3泊。その間に、まだ内見もしていない新居への賃貸契約と入居手続きを済ませ、車を購入し、引越しを完了しなくてはなりません。子どもの学校の転入手続きもあります。もちろん全て英語!日本で10年以上住んだ都内の一戸建てを賃貸に出したら荷物の量が想像以上で、その整理に明け暮れてクタクタの状態でハワイ行きの飛行機に乗り込み、着いたら「制限時間は3日」。自分たちで決めたことながら、さながらミッションインポッシブルな3日間でした(笑)。

でも、これがハワイのパワーなのでしょう。2人の子どもも主人も私も、その3日間、とってもハッピーでした。この気候にホッとして、吹き抜ける貿易風に癒されて、作業量は大変なのに、なぜかみんな笑顔。「ハワイ、やっぱりイイ~!」って、作業に追われながらも終始、心の中で叫んでいました。これこそ、ハワイが持つ最大の魅力なんですよね。
 



ハワイとの縁はかなり古くて、小学生の頃に家族旅行で訪れたのが最初です。マウイ島を訪れた帰りにハレクラニに泊まりましたが、プールも海も、この明るい気候も、私にとって夢のような空間でした。その時に母親が言っていたんです。「ハワイは空気が甘いでしょう」って。子どもにはちょっと難しかったんですけど、今思い返すとよくわかります。ハワイの空気って、どことなく甘い香りがする。幸せなオーラに包まれている感覚。日本と全然違う、こんな気候ってあるんだなって子ども心に感動しました。
 

その後もハワイとの縁は途切れず、18歳の時に初めて友人と一緒に行った海外旅行先もハワイ。テレビ朝日に入社後も、たまの休みにはハワイに駆け込んでいました。弟の結婚式もハワイでしたし、夫とゴルフ旅行に来たことも。宮里藍選手や横峯さくら選手が活躍していた頃のゴルフツアー中継の仕事でも訪れました。いつ来てもどこか懐かしい。どんな目的で訪れてもホッとできる、唯一の外国でした。

その後、思うところあってテレビ朝日を退職し、コロナ禍に新進旅行会社の令和トラベルに入社。会社としてもハワイは創業時から力を入れていた大切な旅行先で、弊社の旅行アプリ「NEWT(ニュート)」でもいち早く旅行商品を開発しました。私もPR担当として、こんなに素晴らしいハワイに日本人が戻らないのはもったいない!と、さまざまなコンテンツで魅力を発信してきました。

そしたら会社から、現地で買収した旅行会社「ALOHA7,Inc.」の社長としてハワイに駐在しないかと打診されました。実はその時、娘も息子も日本で有名私立の小学校に入学して、いわゆるお受験を終えてホッとしていたところでした。夫は英語習得に関心がなく、海外に住むなんて現実感ゼロ。私も家族全員でハワイに住むなんて現実感はありませんでした。

 

オフィスはワイキキショッピングプラザ内。
「ワイキキど真ん中で観光の現場が近い。
お客様の様子を肌で感じられるのは嬉しいです」

ハワイはダイバーシティを学ぶのに最適な場所

意外だったのは子どもたちの反応。娘は中学に進学しようという時期だったので、友だちと別れるのは辛いんじゃないか、英語に不安があるんじゃないかと親は勝手に心配したんですが、本人は「何度も聞かないで。ハワイに行くよ」とすんなり。息子にいたっては、やや積極的すぎる性格が日本ではやや浮いてたのか(苦笑)、「行く行く!ハワイ楽しみ!」と前のめり。この子どもたちの態度はとても意外で、でも結局彼らの姿勢が私たち両親の背中をぐいっと押してくれました。

私自身、これからの時代を生きる子供たちには異なる文化や言語に触れる環境が必要ではないかと考えていました。もちろん海外で教育を受ける機会があれば最高だけど、そんな機会があるかな…と思っていたら、期せずして会社が機会を用意してくれた。だったら思い悩んでる場合じゃないじゃん!と、子供たちが教えてくれたんですね。

私立に途中編入するのは難しくハワイの公立に絞って学校探し。希望の中学校と小学校のある学校内での家探しも難航し、結果ハワイに赴任後でないと内見できない家に決めざるを得ず、前述のミッション・インポッシブルとつながるわけです(苦笑)。
 



あっという間に友達もできて「楽しかった!」と学校から帰ってくる子供たちを見て、私の方が学ばせてもらいました。

教育だけでなくもう一つ学んだことがあります。ハワイは世界でもまれに見る「ダイバーシティ」の実践地。子供の学校を見るだけでも一目瞭然ですよね。人種だけでなく価値観も考え方も多種多様で、それを互いに認め合い尊重する文化は、やはり日本では十分に学べないと感じます。この環境こそ子供には財産だと思うし、私自身も大いに刺激を受けます。ハワイでダイバーシティーを学ぶ旅行商品なんかできたら、日本人にはとくに有意義だと思っています。

とにかく人が素晴らしい。オハナ(家族)という言葉を学びましたが、こんなにウェルカムな精神で接してくれるなんて、想像以上でした。まだ移住して3ヶ月あまりですが、仕事でのストレスやトラブルもなく、こんなにスムーズでいいのかなと。欲を言えば、もっと英語力を付けて、地元の皆さまともっと雑談を楽しめるようになりたい。課題ですね。

家族と過ごす時間は圧倒的に増えました。週末ごとにハワイ観光に出かけているような感覚。海外生活の困難を皆で乗り越えて、絆が深まった気がします。子どもの送り迎えや不慣れな家事にも積極的に取り組んでいる夫には、感謝しかありません。


 

週末は家族と「ハワイ観光を楽しんでいる」そうだ。

こんな素晴らしいハワイをもっと若い世代に知ってほしい。新たなリピーターを生み出すのが私の使命だと思っています。少し休みが取れたら、韓国よりハワイに来て(笑)。それだけの魅力がハワイにはあります。私たち家族が何よりそれを実感していますから。

これからもっとハワイの魅力を深掘りして発信していきます。エンタメなどコンテンツ開発も今後の課題。やることが多くて、もう日本に戻っている暇はないかもしれませんね(笑)。

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