ハワイの小児健診と予防接種、緊急時の連絡先

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ハワイの小児健診と予防接種、緊急時の連絡先

更新日 2018.09.25

アメリカでは赤ちゃん誕生直後から小児科医との密接な関係が始まります。ハワイでの小児健診と予防注射についてまとめました。

ハワイでの小児科医の役割と見つけ方

ハワイを含む米国では、出産直後から新生児の健康は小児科医、または子供から大人まで診察可能な家庭医学の医師が管理します。

どの医師に診てもらうかの決定は、出産前にネットで検索してリストアップする、友人などに聞く、または自分の主治医に紹介してもらうなどの方法で済ませておきましょう。

ハワイでの新生児の健康保険加入

新生児は生後60日まで親の健康保険でカバーされますが、それ以降は新生児自身の健康保険加入が必要となります。子供の健康保険を支払う金銭的余裕がない場合、収入などの条件によりハワイ州の無料公的保険「クエスト(Med-Quest)」に加入出来る場合もあります。

ハワイでの新生児の健診について

日本では、同じ月齢の赤ちゃんを集めた集団健診が行われることが一般的ですが、ハワイを含む米国では、赤ちゃんが生まれた後の定期健診は、すべて個人的に小児科医または家庭医を訪れて行われます。

出産後最初の検診 

通常は、出産後1週間以内に最初の健診が行われます。病院から退院直後の健診では、特に異常な体重減少や黄疸の程度をチェックします。赤ちゃんは、生後5~7日目までは出産直後より体重が減少し、その後増えていくことが多いですが、体重減少が著しい場合、母乳栄養の方法やミルクを追加する等、医師の指示に従いましょう。

その後の定期検診

定期健診はその後、生後2週間、4週間(1か月)、2か月以降は6か月まで2か月おきに実施されます。6か月以降の健診は9か月、12か月、15か月、18か月と3か月ごとに行われ、3歳以降は年に1回の定期健診が行われます。

乳児・幼児期の予防接種について

アメリカでは、赤ちゃんが生まれてすぐにワクチンの予防接種が開始されます。1回の健診で数種の予防注射が行われることもあります。

親の方針から予防接種を拒む場合も見られますが、ハワイ州ではデイケアやプリスクールを含む学校で、入学前に指定の予防注射を受けることが原則的に義務付けられています。子供の医学上、または宗教上の理由から予防注射を受けさせないことは可能ですが、医師に勧められた予防接種を子供に受けさせないという選択は、子供に障がいが残る重篤な感染性疾患にかかるリスクを高める可能性があることを理解すべきでしょう。

ハワイ 予防接種 小児科

米疾病予防管理センター推奨の新生児・乳幼児の予防接種の種類とスケジュール

  • Hepatitis B(B型肝炎)
    生後すぐ、1~2か月、6~18か月(3回)
  • DTap(ジフテリア、百日咳、破傷風三種混合)
    2か月、4か月、6か月、15~18か月、4~6歳(5回)
  • RV(ロタウイルス)
    2か月、4か月、6か月(ワクチンの種類による、3回)
  • Hib(インフルエンザ菌b型)
    2か月、4か月、6か月、12~15か月(4回)
  • PCV(小児用肺炎球菌)
    2か月、4か月、6か月、12~15か月(4回)
  • PV(不活化ポリオワクチン)
    2か月、4か月、6~18か月、4~6歳(4回)
  • MMR(麻疹、流行性耳下腺炎、風疹三種混合)
    12~15か月、4~6歳(2回)
  • Varicella(水痘)
    12~18か月、4~6歳(2回)
  • Hepatitis A(A型肝炎)
    12~23か月(2回) 

予防注射の記録は、医師のオフィスに保管されますが、自宅でも子供が受けた予防注射の記録を残しておきましょう。

インフルエンザ・その他の予防摂取

この他、生後6か月になったら、インフルエンザ予防注射を毎年接種することが推奨されています。ハワイ州では公立のキンダーガーテンに入学以降、毎年校内で無料のインフルエンザ予防接種が行われます。

予防注射および健診、ツベルクリン反応(TB)の記録は子供がデイケアやプリスクール、キンダーガーテン~小学校、中学校(7年生時)、高校、大学入学時に提出することが必要となります。

医師と良い関係を築くために

ハワイの小児科医オフィスでは、壁に子供たちの親から送られて来た写真やハガキでびっしり埋まっている様子がよく見られます。このように、イベントや祝祭日の時などに、子供の健やかな成長を医師に定期的に報告したり、心配事があったら気軽に相談しアドバイスを仰いだりして、子供の健康管理に関して子供の医師と二人三脚の長く良い関係を築くよう心がけましょう。

緊急時の連絡先について

急な発熱など緊急事態が発生した場合は、まずはかかりつけの医師に連絡しましょう。生後2か月以内の発熱は、血液検査、尿検査、また必要に応じて髄膜炎の検査が必要になりますので、かかりつけの医師に連絡の上、ER(緊急治療室)での受診が勧められます。

離乳食開始の時期

米国では以下のような行動がみられてから離乳食の開始を薦めています。目安としては生後6か月前後ですが、子供の医師と相談して決めると良いでしょう。

  • 支えて座ることが出来る
  • 十分頭と首のコントロールが出来る
  • うつ伏せの姿勢から十分に上半身を持ち上げることが出来る
  • 指やおもちゃ等を口に持っていくなどの行動がみられる

【情報提供・監修】
Dr.太田恵美
オハナ・クリニック

住所:850W. Hind Drive, Honolulu, HI 96821
  (アイナハイナ・プロフェッショナルビル205号)
電話:(808)377-3193

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