アラモアナ大通りに高架式遊歩道建設計画、連邦政府の助成金を獲得

アラモアナ大通りに高架式遊歩道建設計画、連邦政府の助成金を獲得

更新日 2019.11.07

アラモアナ・カカアコ地区の再開発を手掛けるハワ―ドヒューズコーポレーションと、ハワイ州政府がパートナーを組んで提出していたアラモアナの高架式遊歩道建設プロジェクトが、米連邦政府から$20ミリオンの助成金を獲得した。提案書では、$24ミリオンの助成金を申請していたが、最終的に、総建設費$30ミリオンのうち、2/3にあたる$20ミリオンを獲得した。

この高架式遊歩道は、ワードビレッジ内のビクトリアパークとケワロ湾をつなぐ空中公園になり、アラモアナ大通りに隔てられていた山側から海側へのアクセスを改善し、歩行者にとっての安全性や快適性を高める目的で作られる。ハワードヒューズコーポレーションはこれに先立ち、ケワロ湾のボートハーバーの改修に$23ミリオンを投じている。
ハワードヒューズコーポレーション社長サイモン・トレーシー氏は、ハワイ州の交通局との協力のもと作ったこのこの遊歩道計画について、「ニューヨークにある”ハイライン”に着想を得た」とのこと。この連邦からの助成金獲得はハワイ州にとって10年で3件目となり、最大の金額獲得となった。

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