オアフ島中部にある大型ショッピングモール「パールリッジセンター」のリースを所有する運営会社ワシントンプライム・グループがチャプター11（米連邦破産法11条、日本でいう民事再生法）を申請した。

同社が引き続き所有者として経営に継続し、再建を図る。

ワシントンプライム社は全米に所有する約100か所のモールのうちの一部を売却する予定とのこと。また同社はDIP（民事再生法などの倒産手続き開始後も旧経営陣に経営を任せつつ、新たな資金を提供する金融手法)で、100ミリオンドルを確保。

パールリッジセンターには直近でも田中ラーメン、ホットドックオンスティック、ボムチキン、ウィンザーなど人気店の出店が相次いでおり、モールとしては今まで通りの運営が行われているが、今後の売却対象にパールリッジが入るかどうかは不明。

ワシントンプライムグループは、2015年にグリムチャーリアルエステートを買収した。201年にグリムチャーが大部分のリースを所有していたパールリッジセンターも引きついだ。

2021年3月に23ミリオンドルの利息支払いが出来ず、チャプター11の準備を行っていた。　

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