ハワイ州保険局は4月20日をもって、今まで実施してきたコミュニティでの無料の新型コロナウイルス検査を終了したと発表した。

保健局はコミュニティでの新型コロナウイルス検査を約8000万ドルを費やして大規模な会場各地にて続けてきた。同時に学校内でのテストや州全体でのテストキット配布などに約1100万ドルを費やして実施してきた。

しかし、新型コロナウイルスの感染者数の減少による需要の低減が顕著になり、緊急対応から通常の疾病管理へと移行する時期に入ったこと、また連邦政府からの資金も不足していることから終了を決定した。

4月20日以降も、ダニエルKイノウエ空港（ホノルル空港）のモバイル検査ラボは日曜日を除く毎日稼働しており、また連邦政府に無料のテストキット送付も継続しているため、検査を受ける手段は残っているが、体調不良の際には病院に行き医師の診断を受ける従来の流れに戻る。

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