ハワイの日本人医師3名が令和5年度在外公館長表彰を受賞

在ホノルル日本国総領事公邸において、令和５年度在外公館長表彰授与式が行われた。
受賞者は邦人及び日系人の方々への新型コロナウイルス感染症にかかる情報発信や医療提供等において貢献された三木信幸氏（クアキニ病院副院長）、小林恵一氏（聖ルカ・クリニック院長）、岡田悠偉人氏（ハワイ大学がんセンター疫学専門家）の３名。表彰授与式では、青木総領事から各受賞者の貢献に対する謝意が述べられ、各受賞者がスピーチを行った。最後に、木下慎一郎氏(日本クラブ会長)が来賓代表として祝辞を述べた。

各受賞者の功績は以下のとおり。
(1)三木信幸氏(クアキニ病院副医院長)
ハワイ州でのワクチン接種状況や感染状況を在ホノルル日本国総領事館に情報提供するとともに、邦人及び日系人をはじめとするハワイの方々への医療提供及び感染症対策に貢献された。

(2)小林恵一氏(聖ルカ・クリニック院長)
ハワイの日本語情報誌を通じて新型コロナウイルス感染症にかかる最新情報を発信するとともに、日本政府の「海外在留邦人・日系人の生活・ビジネス基盤事業」を通じて無料PCR検査を提供するなど、感染症対策に貢献された。

(3)岡田悠偉人氏(ハワイ大学がんセンター疫学専門家)
ハワイ州コロナ対策専門家チームのメンバーとして、ハワイ州の水際措置「セーフ・トラベル・プログラム」の制度設計に貢献されたほか、ハワイにおいて、新型コロナウイルス感染症に関係する情報を日本語にて発信された。