10月のハワイへの旅行者数と消費額は3か月連続で減少、日本人旅行者は2020年4月以降最高の回復率を記録

ハワイ州政府観光局と、ビジネス経済開発観光局の最新データによると10月のハワイへの観光客到着者数また消費額は3ヶ月連続で減少した。

マウイ島の山火事の影響は10月まで続き8月から3ヶ月連続で訪問者数と支出の両方に影響を与えた。11月より西マウイの観光客受け入れが再開されたが、回復は予想よりもゆっくりとしたペースとなった。　

2023年10月のハワイへの訪問者数計合計73万4,582人で、79万6,191人だった2019年10月と比べて8％近く減少。

アメリカ国内旅行者数は2019年同月比で5%増となる52万7,250人を記録し、マーケット別では堅調を維持したが、58万7,700人が到着した2022年10月と比較すると10％減少という結果となった。　

国際マーケットは国内マーケットよりも全般的に厳しい数字となり、日本からの到着者数は2019年10月と比較して55%減の約6万人にとどまった。それでも2020年4月以降最高の回復率を記録となった。
カナダからの到着者数は2019年10月と比較して21％減の約2万5,400人となり、その他の国際市場からの到着者数は18％減の8万7,600人。

支出額においては10月の訪問者の支出総額は約15億1000万ドルで2019年10月の13億3000万ドルと比べて14%増加した。
2022年10月比でも2%減少にとどまり、減少はしたものの渡航者数の減少に比べて堅調な推移となった。　

　

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