ヒルトン・ハワイアン・ビレッジが第1フェーズの改装完了 総額約128億円の再開発プロジェクト進行中

ヒルトン・ハワイアン・ビレッジが第1フェーズの改装完了 総額約128億円の再開発プロジェクト進行中

更新日 2025.05.06

ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾートのレインボータワーで進められている大規模改装工事の第1フェーズが2月に完了したことが、6日に発表された米パーク・ホテルズ&リゾーツの2025年第1四半期決算報告で明らかになった。

同リゾートの改装プロジェクトは、総額8,300万ドル(約128億円)を投じて段階的に実施されており、今回完了した第1フェーズでは、タワー内の客室の約半数が改修され、新たに12室が追加された。投資額は4,100万ドル。

改装の第2フェーズは2025年第3四半期に着工予定で、残りの客室の改修とともに14室が新設される。全工程が終了する2026年第1四半期には、レインボータワー全体の客室数が822室に増加する見通し。

レインボータワーの改装は、コロナ禍以降の観光需要回復を見据えた再投資の一環。パーク・ホテルズ&リゾーツにとって、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジはポートフォリオ内で最大の資産と位置づけられている。

同社はまた、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジの敷地内に新たな宿泊施設「AMBタワー」の建設計画を進めており、年内に行政からの最終承認取得を目指している。

一方、ハワイ島にある「ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ」でも、6,800万ドルを投じたパレスタワーの改装プロジェクトが進行中。2025年第3四半期に第2フェーズが開始され、2026年第1四半期の完成後には客室数が414室(14室増)となる予定。

パーク・ホテルズ&リゾーツは、米国内およびプエルトリコにリゾート資産を保有しており、ハワイの両施設は同社にとって収益・ブランドの両面で中核を成している。

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