ラニカイ・ピルボックストレイル、一時閉鎖へ ー ヒアリ対策でドローン散布開始

ラニカイ・ピルボックストレイル、一時閉鎖へ ー ヒアリ対策でドローン散布開始

更新日 2025.05.07

オアフ島の人気ハイキングコース「カイヴァ・リッジ・トレイル(通称:ラニカイ・ピルボックス・トレイル)」が、外来種「リトル・ファイアー・アント(ヒアリ)」の駆除作業のため、今後約9か月にわたり、月1回ほどのペースで合計8回の一時的な閉鎖が予定されている。

今回の調査では、トレイルそのものではヒアリは確認されていないものの、東側斜面での生息が確認されたことから、空中からの薬剤散布による対応が決定された。急斜面が多い地形のため、地元企業「Aloha ‘Āina Drones」によるドローンを使った散布が行われる予定だ。

オアフ島侵入種対策委員会(OISC)の広報担当、エリン・ビショップ氏は「ドローンの活用により、作業の安全性と効率が大きく向上する。今回の取り組みは、地域と自然環境を守るうえで重要な一歩」とコメントしている。

当日は、州の森林・野生生物局およびNā Ala Hele(ナ・アラ・ヘレ)プログラムのスタッフがトレイル入口に立ち、登山者に午前10時以降の利用を呼びかける。今後の予定されている閉鎖日は以下のとおり(予備日は天候などにより使用される可能性あり)。

【閉鎖スケジュール】
第1回:2025年5月7日(水)6:00~10:00(予備日:5月9日)
第2回:6月18日(予備日:6月20日)
第3回:7月30日(予備日:8月1日)
第4回:9月10日(予備日:9月12日)
第5回:10月22日(予備日:10月24日)
第6回:12月3日(予備日:12月5日)
第7回:2026年1月14日(予備日:1月16日)
第8回:2026年2月25日(予備日:2月27日)

2025年4月時点で、オアフ島ではすでに80件以上のLFA発見例が報告されており、州の機関やNPO団体、地域住民が連携して対応を進めている。すでにミリラニ・マウカ、カネオヘ、カイルア、マノアなどでも生息地の早期対処が成功しているという。

◆【ハワイに住む】Instagramのフォローもお願いします!
IG :@hawaiinisumu


◆【ハワイに住む】ニュースレターにもぜひご登録下さい。


お申し込みはこちらから(メールアドレスのみ)

登録特典あり!特典はこちらでご紹介しています!

 ・月一回配信
 ・一ヶ月のハワイニュース振り返り
 ・不動産市況や物件情報
 ・メルマガだけのオリジナルコンテンツなどお届けします

不動産会社・
エージェントにお問合せ
閉じる