ワイキキにある老舗ホテル「モアナ・サーフライダー・ウェスティン・リゾート&スパ」は、進行中の総額7,000万ドル(約110億円)におよぶ大規模改装計画において、第1フェーズとなるロビー改装工事を7月3日に完了したと発表した。
今回のロビー改装では、創業当時からの木製フローリングの再仕上げ、特注デザインの家具の導入、および新しいチェックインポッドの設置などが行われた。ロビーの象徴であるビクトリア調の内装デザインは維持されている。

本改装計画は2023年冬に着工。ホテルは営業を継続しながら工事を進めており、すべての改装は2026年3月11日に予定されている開業125周年記念日までの完了を目指す。
今後のスケジュールは以下の通り:
タワーウィング客室の改装完了:2025年8月末予定
バニヤンウィング客室:2025年秋完了予定
ダイヤモンドウィング客室:2025年冬完了予定
ホテル総支配人のトーマス・フォティ氏は、「建築的なディテールを際立たせ、洗練された素材を取り入れることで、ホテルの歴史と現代的なラグジュアリーが調和する空間を実現した」とコメントしている。
モアナ・サーフライダーは、1901年に開業したワイキキ初のホテルとして知られ、現在はマリオット・インターナショナル傘下のウェスティンブランドに属している。2014年には2,100万ドル規模の改装が行われており、今回の工事はそれ以来の大規模改装となる。
ホテル側は本改装により、観光客だけでなく、会議やウェディングを含むMICE需要にも対応できる施設としての競争力を強化するとしている。
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