ヒルトン・グランド・バケーションズ(Hilton Grand Vacations)は、ホノルル市ワイキキ地区で建設中の新たなタイムシェア施設「Ka Haku, a Hilton Club」がこのほど上棟を迎え、建物の外観工事を完了したと発表した。開業は2026年夏を予定している。
同プロジェクトは地上32階建て・全205ユニットからなる高層タワーで、2018年に旧キングス・ビレッジ跡地(約1.05エーカー)を取得したことを皮切りに計画が始動。2019年に着工されたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で工事が中断し、2023年に再始動した経緯がある。
ヒルトン・グランド・バケーションズの開発・プロジェクト管理ディレクター、タイラー・ミドルトン氏は、「予算の管理と品質の両立は常に課題だが、オーナーやゲストに高品質な施設を提供するという方針は変わらない」と述べ、供給網の混乱や関税によるコスト増など、複数の困難を乗り越えてきたことを明らかにした。
「Ka Haku」は、同社にとってオアフ島で7件目となるタイムシェア施設で、ヒルトンブランドの下ではハワイ州全体での存在感をさらに強める戦略の一環とみられる。
現在、同社はマウイ島キヘイで「マウイ・ベイ・ヴィラズ」の最終フェーズ工事(2026年末完了予定)を進めているほか、ハワイ島ワイコロア・ビレッジでは「オーシャン・タワー」の建設も継続中。さらに、ワイキキ西端の「ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ」内における新タワー建設も初期段階に入っており、ハワイ全体での開発事業が活発化している。
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