オアフ島の交通事故死者数が急増 DTRIC保険が「Drive Aloha Challenge」第3回を開催、安全運転を呼びかけ

オアフ島の交通事故死者数が急増 DTRIC保険が「Drive Aloha Challenge」第3回を開催、安全運転を呼びかけ

更新日 2025.08.08

オアフ島で交通死亡事故が増加していることを受け、DTRIC保険は8月1日から運転者の安全意識向上を目的としたキャンペーン「Drive Aloha Challenge(ドライブ・アロハ・チャレンジ)」を開始した。

ホノルル警察によると、今年8月3日、モペッドと車の衝突事故が発生し、モペッドを運転していた人物が死亡した。警察は、モペッドの運転者が走行中にトリック行為を行い、安全運転を怠ったことが事故原因だとみている。この事故は、2025年に入ってからオアフ島で発生した48件目の交通関連死亡事故となる。前年同日の時点では死亡事故は25件で、今年は約2倍のペースで推移している。

DTRIC保険が実施する「Drive Aloha Challenge」は、スマートフォンアプリ「DriveWell Go」を使ってドライバーの運転行動を記録し、安全運転の度合いをスコア化する仕組みとなっている。参加者は、スピード違反やスマートフォンの使用、急加速、急ブレーキ、急ハンドルといった危険行為を避けることで高得点を得ることができる。期間は8月30日までで、18歳以上のハワイ州の有効な運転免許所持者であれば参加可能。チャレンジコード「134617」を入力し、アプリを通じて30回以上、合計150マイル以上の走行を記録することが求められる。

上位入賞者には賞金が授与され、1位は2,500ドル、2位は1,000ドル、3位は500ドルとなっている。アプリとテレマティクス技術は、米マサチューセッツ州のCambridge Mobile Telematics(CMT)社が提供している。

DTRIC保険の代表であるTakuya Mitsueda氏は、今年の交通死亡事故件数の急増について「深刻に受け止めるべき状況」であり、「すべての運転者が安全運転の大切さを再認識する必要がある」と述べている。CMT社の共同創業者兼CEO、William V. Powers氏も「交通安全は個人の問題ではなく、地域全体で取り組むべき社会的課題だ」として、この取り組みに賛同の意を示した。

「Drive Aloha Challenge」は、2016年に始まった交通安全キャンペーン「Drive Aloha」の一環。すべての道路利用者に対して思いやりと注意を持った行動を促すもので、ドライバーだけでなく、自転車利用者や歩行者にも交通安全への意識向上を呼びかけている。

チャレンジの詳細や参加方法、順位情報などは、DTRIC保険の特設サイトで確認できる。結果発表は9月4日を予定している。

【ハワイに住む編集部よりお知らせ】

◾️2025年9月6日に東京で開催!

『第10回ハワイ不動産・移住・ビジネス進出セミナー in 東京』

たった1日で見える”あなただけのハワイ未来設計”

経験豊富なプロがあなたの計画に答えを出します。

▼セミナー詳細やお申し込みはこちらから

◆【ハワイに住む】Instagramのフォローもお願いします!


 

 

◆【ハワイに住む】ニュースレターにもぜひご登録下さい。

 

登録特典あり!特典はこちらでご紹介しています!

 ・月一回配信
 ・一ヶ月のハワイニュース振り返り
 ・不動産市況や物件情報
 ・メルマガだけのオリジナルコンテンツなどお届けします

不動産会社・
エージェントにお問合せ
閉じる