全米に70店舗以上を展開する高級ステーキハウス「The Capital Grille（ザ・キャピタル・グリル）」が、来月ハワイに初進出することが明らかになった。場所はワイキキ中心部の新築高層アパート「リリア・ワイキキ（Lilia Waikiki）」の1階で、オープン日は9月10日を予定している。

ハワイ州の公的記録によると、同店舗の開業にあたってはおよそ180万ドル（約2億8,000万円）をかけた大規模な改装工事が行われ、店舗面積は8,080平方フィート（約750平方メートル）に及ぶ。ザ・キャピタル・グリルの公式ウェブサイトでは、「ドライエイジング（乾燥熟成）によって旨味を引き出したステーキや、厳選された食材による料理を提供します」と紹介されており、ソムリエがセレクトした225種類以上のワインや、独自のアレンジを加えたクラシックカクテルも楽しめるという。

店舗の運営は、ホノルルを拠点とするUnion Mak Corp.（ユニオン・マック・コープ）が手がける。同社代表のヴィンス・エスピノ氏は、IHOPやオリーブガーデン、テキサス・デ・ブラジルなどのフランチャイズを手がけており、今回の開業について「象徴的な高級レストランをハワイに誘致するという長年の夢が叶った」とコメント。

店頭にはすでに求人募集の掲示もあり、オープンに向けた準備が進められている。店舗ではバレーパーキング（有料）が利用可能なほか、大人数向けのプライベートダイニングルームも完備。また、公式サイトにはドレスコードについての案内も掲載されている。予約は公式ウェブサイトまたは電話で受け付ける。

リリア・ワイキキは、近年では珍しい賃貸専用の新築高層住宅として2023年に完成。すでに地元スーパー「ワイキキ・マーケット」や飲食店「Piko Kitchen + Bar」および「Olili Waikiki」などが営業しており、今後さらに注目度が高まりそうだ。

◆【ハワイに住む】Instagramのフォローもお願いします！

◆【ハワイに住む】ニュースレターにもぜひご登録下さい。

登録特典あり!特典はこちらでご紹介しています!

　・月一回配信
　・一ヶ月のハワイニュース振り返り
　・不動産市況や物件情報
　・メルマガだけのオリジナルコンテンツなどお届けします