レイン・スプーナー、ユナイテッド航空と提携　ハワイ便ビジネスクラス限定アメニティキットを提供

アロハシャツブランドのレイン・スプーナー（Reyn Spooner）は、ユナイテッド航空と提携し、ハワイ路線のビジネスクラス向けに限定アメニティキットを制作する。キットは2025年9月より、アメリカ本土の主要ハブ空港からハワイへの直行便にて提供される予定。

アメニティキットには、レイン・スプーナーのヴィンテージアロハ柄を採用したポーチを使用。ハワイのスキンケアブランド「Honua（ホヌア）」の製品のほか、アイマスク、歯磨きセット、耳栓などが含まれる。配布対象となるのは、ヒューストン、デンバー、シカゴ、ニューアーク／ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ワシントンD.C.からのハワイ行き直行便。

レイン・スプーナーのロブ・トレルソンCEOは、「旅行者とハワイを長年つないできた両ブランドにとって、このコラボレーションは自然な流れ。アメニティキットを通じて、ハワイの文化やストーリーを新たな形で届けたい」とコメントしている。

ユナイテッド航空はハワイへの定期便就航から70年以上が経過しており、現在も本土からハワイへの直行便を最も多く運航する航空会社。アメニティキットの提供は、同社のプレミアムサービス向上施策の一環とされている。

レイン・スプーナーは1956年にハワイで創業。2022年に本社をカリフォルニア州パサデナに移転したが、ブランドのデザインやアイデンティティには引き続き「ハワイらしさ」が強く反映されている。2026年には創業70周年を迎える予定。

なお、同ブランドは最近、マウイ島ラハイナの商業施設「ホエーラーズ・ビレッジ」に新店舗をオープン。ハワイ州内の店舗数はこれで9店舗となった。

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