ターゲット、9月21日から全米で毎年恒例の「チャイルドシート下取りキャンペーン」を実施

米小売大手ターゲット（Target）は、不要となったチャイルドシートを回収し、ベビー用品の購入に利用できる割引を提供する「チャイルドシート下取りキャンペーン」を、2025年9月21日（日）から10月4日（土）まで実施する。

対象となるのは、使用期限が過ぎた、または使用しなくなったチャイルドシート。顧客は店内の「ゲストサービス」付近に設置される専用ボックスにシートを投函することで、20％の割引特典を受け取ることができる。割引は、新しいチャイルドシート、ベース、トラベルシステムに加え、プレイヤードやハイチェアなど一部のベビー用品にも適用される。

この割引を利用するには、ターゲットの会員制リワードプログラム「Target Circle」への登録が必要となる。会員は回収ボックス付近の掲示をスマートフォンでスキャンすることで、割引特典を受け取ることができ、発行された特典は10月18日（土）まで利用可能で、1人あたり2回まで使用が認められている。

ターゲットによると、回収されたチャイルドシートは、提携するリサイクル業者を通じて分解・再利用され、パレットやプラスチックバケツ、建築用資材、カーペットの下敷きなどに再生されるという。

このプログラムは2016年に開始されて以降、毎年実施されており、家庭内の整理や環境保全に貢献する取り組みとして広く支持されている。ハワイ州内の大型ターゲット店舗も参加予定だが、一部の小規模店舗では実施されないため、事前の確認が推奨される。

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