ハワイの非営利団体「ボーイズ・アンド・ガールズ・クラブ・オブ・ハワイ（BGCH）」が、チャン・ザッカーバーグ・カウアイ・コミュニティ基金から5万ドル（約730万円）の助成金を受けたことが分かった。BGCHが17日、発表した。

助成金は、カウアイ島内でおよそ450人の青少年とその家族を対象に実施されている放課後プログラムやキャリア支援、ライフスキル向上の活動に充てられる。BGCHは、助成により費用を抑えた形でのサービス提供が可能となり、今後もさらなる事業拡大を目指すとしている。

BGCHカウアイ支部のティナ・アルバオ開発ディレクターは、「支援により子どもたちが安全な環境で過ごし、進学や将来のキャリアに向けた準備を進めることができる」と述べた。

同基金は、Facebook共同創業者のマーク・ザッカーバーグ氏と妻プリシラ・チャン氏によって2019年に設立された。以降、カウアイ島の地域団体に対し継続的な支援を行っている。

BGCHは今後5年間で、特に10代の参加者数を25％増加させる目標を掲げており、将来の就業機会や進学支援の拡充を進める方針。

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