カリフォルニア発のライフスタイルブランド「Tenore(テノーレ)」が、ハワイ・ワイキキのショッピングプラザに初の旗艦店をオープンした。2階建ての店舗では、アパレル商品の販売のほか、サーフィンやヨガのクラス、地域のアート展示や音楽イベント、チャリティ活動など、多岐にわたるコミュニティイベントが実施される予定だ。

Tenoreは、人気サーフ&スケートブランド「RVCA(ルーカ)」の共同創業者であるパット・テノーレ氏が2024年に設立。現在は同ブランドの経営に専念している。テノーレ氏は「単なる観光客向けの店舗ではなく、地元住民にも活用してもらえる場にしたい」と述べている。
店舗はワイキキの中心地、カラカウア通り2250番地に位置。1階は地元および国際的なアーティストの作品を展示するギャラリースペースとなっており、2階はジウジツやヨガのクラス、アートワークショップ、ライブパフォーマンスが行える多目的スタジオとなっている。以前はサーフブランドのクイックシルバーが同スペースを使用していた。
また、Tenoreは「アドボケート」と呼ばれるブランドのアンバサダーを擁し、写真家ザック・ノイル氏やニトボクシング、モニズ家のサーフスクール、世界チャンピオンのサーファー・ビリー・ケンパー氏、ランドン・マクナマラ氏らがクラスやコミュニティイベントに参加している。
テノーレ氏は「店舗はあくまで活動の拠点であり、コミュニティとのつながりを重視している」と強調。ブランドの理念である「最高の普通(Highest of the ordinary)」に基づき、自己の向上と充実した生活を提唱している。
旗艦店での最初のランニングクラブは9月27日に開催される予定で、地域コミュニティや観光客にとって新たな交流の場として期待が寄せられている。
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