韓国発のベーカリーカフェチェーン「パリバゲット(Paris Baguette)」は、10月1日(水)、ホノルル市内で2店舗目となる新店舗を開業した。新店舗は、アラモアナセンター近くに位置するルネッサンス・ホノルル・ホテル&スパ(Renaissance Honolulu Hotel & Spa)内に設置されており、同施設の宿泊者や居住者、周辺住民を主なターゲットとしている。
パリバゲットは、今年初めにダウンタウン・ホノルルのビショップ・ストリート(1000 Bishop St.)にて1号店をオープン。オープン初日の売上は、同ブランドの北米店舗の中で過去最高を記録したという。今回の2号店は1号店と同様の店舗面積とレイアウトを採用しており、引き続き地元市場での需要拡大を見込んでいる。
現在、ホノルルの2店舗で雇用されている従業員数は約50人。パリバゲット側は、今後の事業拡大に伴い、ローカルの雇用をさらに拡充していく方針を明らかにしている。
ルネッサンス・ホテル&スパは、ホテルと299戸の高級コンドミニアムを併設した複合施設で、館内には地中海料理の「Sera」や韓国料理の「Okdongsik」も営業中。今回の新店舗開業により、同施設内の飲食選択肢がさらに拡充された。
パリバゲットは、2030年までに北米(アメリカおよびカナダ)で1,000店舗の展開を目標としており、現在も積極的な出店を進めている。ノースカロライナ州シャーロットでは20店舗、カリフォルニア州サクラメントでは2店舗の新規出店が計画されているほか、テキサス州バーレソンには北米初の製造拠点を設置する予定。
パリバゲットのCEO、ダレン・ティプトン氏は「地域社会に根ざしたベーカリーカフェとして、全米各地で地域コミュニティの中心となる存在を目指す」との声明を発表している。
同ブランドは1945年に韓国で創業され、現在は大手食品企業SPCグループの傘下にある。グローバル展開を進める中で、北米市場への注力が強まっている。
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