ハワイアン航空は月曜日、今後5年間で6億ドル(約900億円)以上を投じ、ハワイ州内の主要空港の大規模改修や、ホノルル国際空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)での新プレミアムラウンジ開設などを進める計画を発表した。
この投資は、ハワイアン航空とアラスカ航空(NYSE: ALK)が共同で進める「Kahuewai(カフエワイ)ハワイ投資計画」の一環で、空港施設の改修に加え、航空機内装の刷新、ITシステムの統合、顧客向けデジタルサービスの強化、さらには地域社会や持続可能性への取り組みも含まれる。
ハワイアン航空のダイアナ・バーカット・ラコウCEOは、「これらは運航コストに直接影響するものではなく、長期的な資本投資として実施される」と説明。「お客様へのサービス品質を維持・向上させるために不可欠な投資であり、当社は非常に健全な財務基盤を維持している」と述べた。
この計画の資金は、航空会社の長期資本計画に加え、ハワイ州運輸局(HDOT)とのパートナーシップを通じて調達される。ジョシュ・グリーン州知事は、2027年度に向けた12億ドル規模の補正予算案にも空港関連の投資が含まれていることを明らかにし、「航空サービスは選択肢ではなく、ハワイにとって不可欠な基幹インフラだ」と強調した。
投資計画の主な内容
Kahuewaiハワイ投資計画には、以下の取り組みが含まれている。
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ホノルル、リフエ、カフルイ、コナ、ヒロの各空港におけるロビーや搭乗ゲートの改修、従業員スペースの改善(2029年まで)
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ホノルル空港ターミナル1・マウカコンコース入口に、約10,600平方フィートのプレミアムラウンジを設計・建設し、2027年末までに開業予定
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A330型ワイドボディ機の機内改修(2028年開始):新シート、カーペット、ファーストクラス個室、プレミアムエコノミー、電源設備、機内エンターテインメントの刷新
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ワンワールド・アライアンスへの正式加盟(4月末)によるマイレージや特典の統合
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ハワイアン航空とアラスカ航空の予約・旅客システム統合(4月実施)
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この春、新しいモバイルアプリと公式サイトを公開し、当日変更や特典航空券、座席アップグレードを強化
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ハワイ在住者向け「Huakai by Hawaiian」特典を拡充し、離島間フライトでのポイント50%ボーナスなどを提供
なお、正式な投資額には含まれていないものの、ハワイアン航空はA330型機3機をリース終了後に購入し、貨物・旅客輸送の強化に充てる予定だ。
環境面では、ハワイ産の持続可能な航空燃料(SAF)を使用する最初の航空会社となるほか、ハイブリッド電動航空機を開発するアンペア社への投資や、空港地上業務での電気自動車導入も進めている。
また、アラスカ航空との統合によりブランド消滅を懸念する声がある中、バーカット・ラコウCEOは「ハワイアン航空のブランドはなくならない」と明言。「私たちの行動が、ハワイへのコミットメントを示す何よりの証明になる」と語った。
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