レストラン向けPOSシステムや決済サービスを提供するテクノロジー企業「SpotOn(スポットオン)」は、カカアコ地区の「Keawe Retail at Our Kakaako」に体験型ショールームを開設した。ショールームを活用した新たな営業拠点の展開は全米で初めてで、同社はハワイをその第1号市場に選んだ。
新施設では、飲食店経営者やホテル・レストラン業界関係者が、POSシステムやキッチンディスプレイシステム、売上分析ツールなどを実際の店舗環境で体験できる。店内にはバーやレストランを再現したスペースも設けられ、注文受付から調理、会計まで一連の店舗運営をイメージしながらシステムを確認できるという。
SpotOnは現在、オアフ島とマウイ島を中心に事業を展開しており、MW Restaurant、Chart House Waikīkī、NUKA Mauiなどで同社のシステムが導入されている。
同社のザック・ハイマンCEOは、「飲食店にはテクノロジーだけでなく、地域を理解し、ともに成長するパートナーが必要だ」とした上で、「ハワイに拠点を構えることは、地域のレストラン業界を長期的に支援していくという意思表示でもある」とコメント。ショールームの展開についても、「ハワイはこのコンセプトを初めて導入する市場であり、今後も地域に密着した形で事業を展開していく」と述べた。
ハワイの飲食業界では、人手不足やコスト上昇への対応策として、注文や会計、店舗運営のデジタル化を進める動きが広がっている。SpotOnは、ショールームを通じて実際にシステムを体験できる場を提供し、州内での事業拡大を目指す考えだ。
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