アラモアナセンター前の高層複合開発、承認を90日延期 開発業者が要請

アラモアナセンター前の高層複合開発、承認を90日延期 開発業者が要請

更新日 2026.09.15

アラモアナセンターのメイシーズ前にある立体駐車場跡地で計画されている高層複合開発プロジェクト「1588 Ala Moana」について、ホノルル市議会は今週、開発業者の要請を受け、承認手続きを90日間延期することを認めた。

同プロジェクトは、ハワイの不動産開発会社Kobayashi Groupと、同社と緊密な関係にあるプライベートエクイティ企業BlackSand Capitalに関連する事業体、BSC Acquisitions II LLCが計画しているもの。アラモアナセンター前の駐車場エリアに、38階建てのホテルタワーと17階建ての住宅タワーの2棟を建設する計画で、ホテルは210室、住宅は205戸を予定している。

ホノルル市議会のResolution 26-171では、プロジェクトに対する「Interim Planned Development-Transit(IPD-T)」の承認が求められている。承認されれば、高さ最大400フィート(約122メートル)のタワー建設が可能となるほか、Atkinson Driveに一部張り出す計画なども認められる。

ただし、市議会がこの決議を承認した場合でも、実際に建設を開始するためには、今後さらに必要な許認可を取得する必要がある。

住宅部分については、プロジェクト発表後に計画が変更され、地域の所得水準の80%以下に相当する世帯向けのアフォーダブル住宅が、当初の38戸から69戸へと増やされた。住宅205戸のうち69戸が所得制限付きの住宅となり、残る136戸は市場価格の住宅となる予定だ。

建物の基部には5階建てのポディウムを設け、1階部分には商業スペースを配置するほか、駐車場も整備する計画となっている。

プロジェクトのコンセプトデザインに対する当初の承認期限は9月25日に設定されていた。しかし、開発業者側が90日間の延期を要請し、市議会がこれを認めた。

今回の延期について、市の決議文には具体的な理由は記載されていない。

今回の「1588 Ala Moana」は、アラモアナセンター前に新たなホテルと住宅を建設する大型開発計画で、実現すれば同地区の景観や周辺の開発にも影響を与えるプロジェクトとなりそうだ。今後、ホノルル市議会でIPD-Tに関する審議が改めて進められる見通しとなっている。


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