空港の飲食施設を運営するHMSHostは9月22日、ハワイ州運輸局と連携し、ホノルル、カウアイ島リフエ、マウイ島カフルイの3空港で飲食施設を拡充する計画を発表した。地元シェフやハワイのブランドによる新店舗が、2026年内から2027年末にかけて順次開業する予定だ。
計画は州の空港近代化事業の一環。新店舗や改装する既存店には、ハワイの文化やライフスタイルを取り入れたデザインを採用する。デジタルでの順番待ち受付、QRコードによる注文・決済、セルフ注文端末なども導入し、利用者の利便性向上を図る。また、会員プログラム「Club Avolta(クラブ・アヴォルタ)」を通じ、会員限定の優待や他店舗・ブランドと連携したキャンペーンも利用できるようになる。
ハワイ州運輸局長のエド・スニッフェン氏は、ハワイの多文化的な背景を生かし、地元の文化や島の暮らしを反映した新たな飲食の選択肢を旅行者に提供できることを歓迎する意向を示した。
ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港のターミナル2には、シェフのアラン・ウォン氏が手掛ける「Alan Wong’s(アラン・ウォンズ)」が出店する。地元の新鮮な食材を使い、多様な食文化を取り入れた料理を提供する計画だ。
同ターミナルには、「The Lei Stand」の姉妹店でカクテルや地元のビール、食事を提供する「The Lei-Over」と、弁当やサンドイッチなどの持ち帰り型店舗「Aloha Plate」も加わる。
ターミナル1に予定されているのは、「MW Restaurant」による新業態「On the Fly」。ハワイ産の農産物や魚介、肉を取り入れた料理のほか、島のフルーツを生かしたデザートを提供する。
リフエ空港には、サンドイッチやサラダなどを扱う「Wailua Falls Market」と、「Kōloa Rum Company」のカクテルルームが出店予定。カフルイ空港では、「Maui Brewing Co.」による「The Tap House」と、「Ocean Organic Farm & Distillery」による店舗が計画されている。
今回の取り組みでは、ホノルル空港ターミナル1の「Waialua Bar & Café(ワイアルア・バー&カフェ)」が2025年12月に先行開業した。今後開業する各店舗の具体的なオープン日は、今回の発表では明らかにされていない。
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