ハワイ諸島間の航空運賃に価格競争が勃発

ハワイ諸島間の航空運賃に価格競争が勃発

更新日 2019.03.12

サウスウェスト航空の参入によるハワイを舞台としたエアライン間の価格競争が起こっている。
 

3月17日よりホノルル〜オークランド便を就航させたのに続き、4月7日にはマウイ〜オークランド間、5月5日にはホノルル〜サンノゼ間、5月26日にはマウイ〜サンノゼ間を就航予定。就航記念キャンペーンとして売りだされた、ハワイとアメリカ本土間の最安値49ドルのチケットは瞬間的に完売となるなど話題となった。

また4月28日のオアフ島ホノルルとマウイ島のカフルイ便を就航させるのを皮切りに、カウアイ島、ハワイ島など、ハワイ諸島間のフライトへも乗り出すとしている。


この格安チケットを売りにするサウスウェスト航空参入に対応せざるを得なくなったのが、ハワイアン航空。キャンペーン価格として片道$29をうち出したサウスウェストに価格を合わせてきた。ハワイアン航空のスポークスパーソンは「この価格を将来にわたって、保持しつづけるのは現実的ではない」とのコメントを発表しており、この低価格がいつまで続くかは分からないものの、乗客にとっては、実質的にハワイアンエアラインが独占していたハワイ諸島間フライトに競争がもたらされたことは歓迎されている。

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