ハワイ州の賃金と家賃の格差が全米で最大に

ハワイ州の賃金と家賃の格差が全米で最大に

更新日 2019.07.10

全米低所得者住宅連合の調査によると、2019年、住宅の平均価格と、時給の平均とを各州ごとに比較した場合、その格差が最大なのがハワイ州であると明らかになった。またハワイ州は借家人の比率、1ユニットあたりの居住者数、人口比あたりのホームレス数も全米最多であることも併せて発表された。

ハワイ州の定める最低賃金は10ドル10セントとなっているが、この最低賃金で働く労働者が平均的な1ベッドルームの部屋を賃貸しようとすると、週111時間働くか2.8つの仕事を掛け持ちするかのどちらかになるという、非現実的な数字となった。しかしハワイ州だけでなく、すべての州で、最低賃金で働く人たちは同様の問題を抱えているとも指摘している。

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