ハワイのトップリアルター寺平美希子さんに聞く 2026年ハワイ不動産の展望

更新日 2026.01.29

2026年もハワイ不動産は新築コンドミニアムを中心に活況です

私は、2026年のハワイ不動産市場は全体として明るいと見ています。 引き続き新築コンドミニアムには魅力的なプロジェクトが続々と発表されており、2026年もこの分野は非常にホットになるでしょう。

やはり注目は、ワードビレッジ。2025年発売で話題をさらったウルトララグジュアリーの「イリマ」「メリア」に続き、12棟目の新プロジェクト「マハナ」の販売開始が2026年6月ごろになるという情報がいち早く入ってきています。「マハナ」は34階建て、パーク・ワードビレッジの隣、ホールフーズも隣のブロックという絶好ロケーション。スタジオから3ベッドルームまで幅広い間取りが用意され、タワー300戸とポディアム40戸を合わせて約340戸、規模としては大きすぎず小さすぎない、手の届きやすい価格の非常にバランスの取れたコンドミニアムになりそうです。ワードビレッジの開発も終盤に入り、過去の実績を盛り込んだ完成度の高いものになるでしょう。

マハナ・ワードビレッジ

また、2025年に販売となったカピオラニ通り沿いの「Muse Honolulu(ミューズホノルル)」も引き続き注目しています。 アラモアナエリアに位置し、いままでのハワイにはなかった少しインダストリアルなデザインのユニットなど、スタジオから3ベッドルームまで多様な住戸タイプを備えた都市型レジデンスです。アラモアナセンターやビーチが徒歩圏内という利便性の高さが魅力です。完成は2028年予定ですが、将来的な資産価値を重視する方からの関心が非常に高いプロジェクトです。

ミューズ・ホノルル

さらに、「ソルト・アット・アワ・カカアコ」周辺もさらに賑わいを増します。2025年初頭に発売された「カリウ」、そしてその一列後ろの「カフイナ」と開発が続々と発表されています。「カフイナ」はスタンフォード・カー・デベロップメントによるツインタワーで、全体で約861戸という大規模プロジェクトです。手の届きやすい価格帯に設定されており、働き盛りのファミリーなど実需に支えられて人気が出ています。

カフイナ


一方で、売却を検討する方にとっても、今は一つのタイミングだと思います。 特に、過去の円高時代に購入された方の中には、物件そのものの価格上昇によるキャピタルゲインに加えて、為替差益も大きく出ているケースが少なくありません。そうした意味では、そろそろ売却して次のステージへ進むという判断も十分に合理的だと思います。

これまでもお伝えしてきましたが、ハワイの新築コンドミニアムは、発売後から徐々に価格が上昇し、完成後にさらに価格が上がっていくことがほとんどです。 日本のように、新築時が一番高く、そこから価格が下がっていく中古市場とは、構造がまったく異なります。

実際、資産的に余裕のある方が、将来的な値上がりを見込んで投資として購入されるケースも多くあります。 ハワイ不動産は、これからも安定性と流動性を兼ね備えたドル建て資産として、変わらず高い人気を保つでしょう。

世界情勢や為替の見通しが不安定な今だからこそ、資産の一部をやはり米ドル資産へ組み替えようと考える富裕層の動きは、今後も続いていくと見ています。

「ハワイ不動産で日本人が日本人を騙している」という動画が話題に。ハワイを愛する者として申し上げたいと思います。

最近、YouTubeでハワイ不動産についてハワイの弁護士が語る動画が話題になりました。その内容は「ハワイ不動産で日本人が日本人を騙している」「日本人を騙すためにチームを組んで待っているハワイの闇」といったものです。

ただ、ハワイ不動産業界全体を一括りにして、日本人は騙されている、と断定的に語られている点については、プロフェッショナルとして違う意見を持っています。

もし本当に多くの日本人がハワイ不動産で騙されているのであれば、これほど多くの方が今も物件を所有し、買い替えや買い増しを続けている理由が説明できません。発売後も、竣工後も価格が上がりやすいこと、賃貸に出しても世界から借り手が見つかること、流動性があることなど、ハワイ不動産ならではの好条件を総合判断して、富裕層はオーナーになっているのです。


もちろん、どの国、どの業界にも、誠実でない人は存在します。実際に私のところにも、日本の不動産会社から紹介されたハワイ不動産について、相談に駆け込んで来られた方もいらっしゃいました。ただ、アメリカの不動産業界は日本以上にルールや開示義務が明確で、エージェントにも厳しい行動規範があります。また、ハワイのように小さなコミュニティでは、悪い評判はまたたくまに広がり、仕事を続けることはできません。ハワイで長く活動している現地のエージェントの多くは、お客様のためを思って、誠実に、真面目に仕事をしていることを、あらためてお伝えしたいと思います。

今は情報をご自身で調べやすい時代でもあります。ご自身でも、依頼しようとしているエージェントに実績があるか?勧められている物件の価格が妥当なものなのか?こういったことをぜひ調べていただきたいです。そして信頼のおけるエージェント、実績のあるエージェントを選び、じっくりと相談をして、ご自身でもリターンとリスクを検討して、納得のいく意思決定をしていただきたいと思います。これはハワイ不動産に限らず、あらゆる投資の基本姿勢だと思います。
 

私は18歳からハワイに住んでいます。アメリカでありながら日本人を温かく受け入れてくれるハワイの良さ、日本人がハワイを大好きな理由も、現地で長く暮らしてきたからこそ実感しています。日本では治せなかった命に関わる病気をハワイの医療で救ってもらったこともあります。愛するハワイのために、ハワイ不動産業界を代表するつもりでこの話をしております。

私自身は、お客様とお食事にいくことはありますが、動画にあったように飲ませたり、遊びのアテンドをしたりは致しません。その代わり、不動産売買の前後でも、お客様が安心してハワイで過ごしていただくためのさまざまなサポートは無料で行っています。例えば銀行口座や生活インフラのセットアップ、リフォームや修繕、家具の手配など多岐に渡ります。

また今年日本で行われる予定の「パーク・オン・ワード」のサイニング(完成引き渡しのための署名式)にも、日本在住のお客様から依頼を受け、来日して立ち会いを予定しています。

私はローカルに根付いたエージェントとして、これからもハワイの魅力と価値を大切にしながら、この場所を盛り上げていきたいと考えています。  


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