日本最大級のチアダンススクール「Gravis(グラヴィス)」が、チアの本場アメリカへ進出。2024年2月にロサンゼルスでトライアルを開始し、現地での反響を受けながら拠点を広げています。
今回「ハワイに住む」では、株式会社Gravis 代表取締役の山田康介さん、取締役の山田里菜さんにインタビュー。Gravisの事業展開、アメリカ進出のストーリーについて伺いました。
本インタビューは、Gravisのアメリカ進出を支援したモルート・タックス・コンサルティング社のお客様紹介シリーズ記事としてお届けします。
競技として、また習いごととして裾野の広がるチアダンス
チアダンスというとアメリカのフットボールやバスケットボールのプロスポーツのハーフタイムショーや高校・大学などのスポーツの「応援」のイメージが強いのではないでしょうか?
しかし、その裾野は実に広く、プロチームでチアリーディングをするプロフェッショナルから、競技スポーツとしてのチアダンス、さらに子供から大人まで人気のある習いごととしても、さまざまなレベルでチアリーディングやチアダンスの人口は増加しています。
Gravisは国内150拠点以上という規模で展開し、生徒数ベースでも国内最多。日本国内外3500名の生徒数を誇るチアダンスのレッスンスタジオです。
CEO 山田康介さん:
アメリカが発祥のチアダンスですが、日本にチアが入ってきてからすでに30〜40年が経ち、特に10年ほど前に映画やドラマになった「チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜」の影響などで一気に人気が出ました。
Gravisでは、主に4歳から中学生まで、幅広い年齢層にチアダンスレッスンを行っており、生徒数を伸ばしています。特に幼稚園の年中・年長から小学校低学年のお子さんの習いごととしての人気が高まっています。
チアダンスは明るく、キラキラしたポンポンを振って踊るイメージがお子さんには親しみやすいようで、「楽しそう、やってみたい!」と積極的に通ってくださるケースも多いです。親御さんにとっても、楽しみながら、チームで踊る中でコミュニケーション力を育てることのできる習いごととして選択してくださっていますね。
また取締役の山田里菜さんはご自身が全日本学生チアダンス選手権大会2009年総合グランプリ、またコーチとして母校玉川大学を2年連続アメリカ大会で優勝に導くなど、競技者としても指導者としても実績のある方。主にレッスンの現場やインストラクターの育成・マネジメントを統括されています。
山田里菜さん:
チアダンスはコーディネーション能力を養えるスポーツだと思っています。子供のうちから、リズム感やバランス、瞬時の反応など、身体の調整力を総合的に使うのがチアダンス。さらに、チームで踊り、動くことで、周囲と合わせる力や協調性も自然と磨かれていきます。チアダンスは「社会で生きる力」を育むことのできるスポーツだと思います。
多くのチアダンス教室が創業者が自分で見られる小規模ビジネスにとどまる中、Gravisは日本最大のチアダンス・スタジオとして150拠点以上を展開中。事業規模を拡大しつつも高いレッスンの品質を保てている背景には、「レッスンの品質管理」があるといいます。業界トップランナーならではのその仕組みとは?
山田里菜さん:
私は自分自身が競技者・指導者としてチアダンスに長年関わってきましたので、インストラクターの採用段階でスキルの見極めはしっかりと行っています。その上で、採用後の育成についても、社員・アルバイトの区別なく同じ研修内容とマニュアルを用い、継続的に成長を支える仕組みを整備してきました。
またインストラクター自身が競技者、表現者として研鑽を続けていくことも大切だと思っています。社内にチアダンスチームを持って競技に参加したり、年2回の大きな発表会では生徒さんたちと共に、インストラクターが出演する機会も設けています。
お子さんの楽しい習いごとから、大人の本気の競技としてまで、奥深いチアダンスの世界を伝えるGravis。
また、子ども向けだけでなく、お子さんを送迎してくる親御さん世代からのリクエストに応える形で、大人のチアや、ヨガ、ストレッチ、バレエなど、ライフステージに合わせて、健康に楽しく体を動かせるプログラムも導入しているそうです。
チアの本場、アメリカへ進出
チアの本場であるアメリカへ、日本品質のレッスンを逆輸出する。「チャレンジする人を増やす」がモットーのGravisのアメリカ進出チャレンジは、2024年2月にトライアルの形で始まりました。
2024年春には法人を設立し、ロサンゼルスのトーランスを拠点に本格スタート。最初のターゲットは在米日本人ファミリー、そこからローカルコミュニティへと展開していく戦略です。アメリカのみならず、東南アジア(タイ、ベトナムなど)での展開も視野に入れているとのこと。
山田康介さん:
まずは在米日本人のご家庭をターゲットにスタートしようと、最初の拠点を日本人ファミリーが多く住むトーランスにしました。ここから先生・生徒ともに、ローカルへ広げていくイメージです。最終的には、アメリカでトップクラスの競技者を輩出するスクールを作りたいと思っています。
アメリカはチアダンスの本場ですが、Gravisが見ているのは「日本の強みを活かして挑戦できる余地」。日本が得意とする、チーム全員の動きを細部まで揃える精度は国際的にも通用すると考えているそうです。
山田里菜さん:
アメリカの本場のチアに学びながら、日本で培ってきた強みを活かして挑戦したいと思っています。そしてアメリカで学んだことは日本へと還流させていきたい。「チアダンス」を通じて日本とアメリカをつなぐことで、子どもたちの視野やチャレンジの可能性も広げていけると思っています。
また、Gravisの海外展開を支えるのが、スタジオを自社で保有せず、レンタルスタジオを時間借りする運営モデルです。初期投資を抑えつつ、先生と生徒の集客さえできれば地理的な制約を受けにくいのが特徴です。フットワーク軽く試行錯誤ができ、拠点拡大や撤退の判断もしやすいといいます。
あくまでリーンに、カジュアルに試してみるアメリカ進出のスタイルは、参考になる方も多いのではないでしょうか。
ハワイの可能性と、モルート・タックス・コンサルティング社のサポート
インタビュー中、話題に上がったのはハワイ進出の可能性です。日本とアメリカ本土の中間地点であり、日本人も多く、教育への関心が高い層が暮らす場所として、Gravisにとっても相性の良いマーケットになり得ると見ています。
山田康介さん:
ハワイは日本とアメリカ本土の中間地点で、日本人のファミリーも多いですし、教育移住などへの関心が高い方も多い。教育系のビジネスとして、可能性があると思っています。チャンスがあればぜひハワイでもスタジオを立ち上げたいと考えています。チアを習いたい方、チアを教えたい方、ぜひご連絡ください。
そして、アメリカ進出を現実に進めるうえで大きな支えになったのが、モルート・タックス・コンサルティング社の存在でした。知人からのご紹介で、法人設立前からご相談をスタート。ビジネスをスタートする際の法人格をどうすべきか?から始まり、設立後は、財務、銀行口座開設、銀行選定など、立ち上げに伴う実務面まで幅広いサポートを依頼しました。
山田康介さん:
アメリカで特に大変だったのが、立ち上げ時の銀行口座の開設と支払い関連のシステム連携でした。日本の感覚で進めると分からないことが多く、送金や給与振込で必要な情報を把握するところから苦戦しましたね。州をまたいで展開しようとした時にもモルートさんに「州ごとの登記が必要ですよ」と教えていただき、州によって税制の違うアメリカと、日本との違いを痛感しました。立ち上げ時にモルートさんのサポートがなければ進まなかったと思います。
海外展開は、事業そのものに集中する前段階で、登記・会計・税務・銀行など周辺領域の実務が一気に押し寄せます。スピード感を持ってチャレンジしたいGravis社にとって、モルートさんのように初動を支え、本業に集中できる環境を作るパートナーの存在は大きかったそうです。
モルート・タックス・コンサルティングは、カリフォルニア州・ハワイ州を中心として、日本語で、会計業務、税務とビジネスコンサルティングを行っています。代表の松浦さんは、日米税務に通じており、アメリカにビジネス進出したい、またハワイからアメリカ本土へ進出したいというビジネスオーナーの皆さんをサポートしています。
会社の設立やビザの取得、会計や税務など様々な面で頼りになるモルート・タックス・コンサルティングへまずはご相談を!
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