ハワイ州は、州内で使用されている電気自動車（EV）専用のナンバープレートについて、デザインと構成を変更する方針を発表した。新たなナンバープレートは、従来の4文字構成から5文字に変更され、「ELECTRIC VEHICLE（電気自動車）」の表示がプレート左側に縦書きで配置される。

この変更は、ホノルル市顧客サービス局が5月14日、公式に発表したもので、同局はハワイ州全体のナンバープレート発行契約を管理している。変更の目的は、州内で急増する電気自動車登録に対応し、ナンバープレートの英数字組み合わせ枯渇を防ぐためだとしている。

「5文字構成の導入は、電気自動車用ナンバープレートにおける組み合わせ不足の解消に大きく寄与します」と、同局のキム・ハシロ局長は声明の中で述べた。

現在、電気自動車用のナンバープレートは、「ELECTRIC VEHICLE」の文字を横書きで上部に記載し、その下に英数字4文字を配置する形式となっている。新デザインでは、「ELECTRIC VEHICLE」の表示が左側に縦書きで配置され、右側に英数字5文字が続く構成となる。

州当局によれば、電気自動車の登録台数は過去3年間で約62％増加しており、2022年には2万3,000台以上、2023年には3万7,300台以上が登録されたという。

新デザインの導入時期や既存車両への適用方法など、詳細については今後発表される予定。

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