大谷翔平選手、ハワイ不動産開発巡り訴えられる 契約妨害などで損害賠償請求

大谷翔平選手、ハワイ不動産開発巡り訴えられる 契約妨害などで損害賠償請求

更新日 2025.08.12

米大リーグ・ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(31)とその代理人であるネズ・バレロ氏が、ハワイ島で進行中の高級住宅開発プロジェクトを巡り、契約妨害や不当利得などの疑いで訴訟を起こされた。ハワイ州の州裁判所に8月9日付で提出された訴状によると、原告はプロジェクトの開発業者ケビン・J・ヘイズ・シニア氏と、不動産ブローカーの松本朋子氏。2億4千万ドル(約370億円)規模の事業から不当に排除されたとして、損害賠償を求めている。

訴状によれば、問題となっているのはハワイ島・ハプナコーストに位置する「ザ・ヴィスタ・アット・マウナケア・リゾート」。全14戸の高級住宅が計画されており、平均販売価格は1戸あたり1,730万ドル。原告側は、大谷選手の知名度を活用し、日本を含むアジア市場向けの販売戦略の中核として起用するため、2023年にスポンサー契約を結んだと主張している。

パンフレットなどには「日本のベーブ・ルース」などと紹介され、大谷選手が「第1号入居者」として一棟を購入、トレーニング施設を併設する計画も記載されていた。

問題となっている「ザ・ヴィスタ・アット・マウナケア・リゾート」
​https://maunakealiving.com/ja/

しかし訴状によると、代理人のバレロ氏がプロジェクト側に対し、たびたび譲歩を要求。従わない場合は大谷選手を契約から引き上げると示唆し、結果的に事業パートナーであるキングスバーン・リアルティ・キャピタル社が原告2人を7月に解雇したという。キングスバーン社は、解雇理由について「バレロ氏の要求に従った」と説明したとされている。

原告側は、大谷選手と代理人の行動により、数百万ドルに及ぶ建設利益、販売手数料、管理報酬などを失う可能性があるとしており、「有名人による影響力の乱用だ」と批判。契約上の誠実義務が著名人にも等しく適用されるべきだとして、裁判での責任追及を求めている。

【ハワイに住む編集部よりお知らせ】

◾️2025年9月6日に東京で開催!

『第10回ハワイ不動産・移住・ビジネス進出セミナー in 東京』

たった1日で見える”あなただけのハワイ未来設計”

経験豊富なプロがあなたの計画に答えを出します。

▼セミナー詳細やお申し込みはこちらから

◆【ハワイに住む】Instagramのフォローもお願いします!

 

◆【ハワイに住む】ニュースレターにもぜひご登録下さい。

登録特典あり!特典はこちらでご紹介しています!

 ・月一回配信
 ・一ヶ月のハワイニュース振り返り
 ・不動産市況や物件情報
 ・メルマガだけのオリジナルコンテンツなどお届けします

不動産会社・
エージェントにお問合せ
閉じる