ハワイ州運輸局(HDOT)は10月9日(木)、ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港(HNL)が、空港が管理する温室効果ガス排出量の削減目標を5年前倒しで達成したと発表した。
この目標は、2009年比で乗客1人あたりの排出量を2030年までに50%削減するというもので、HNLは2年連続でこの2030年目標を前倒しで達成している。これにより、国際的な空港環境認証である「Level 3 Airport Carbon Accreditation」の認定も更新された。これは空港が持続可能性に関する国際基準を満たしていることを示すもの。
排出削減に寄与しているのは、空港内のさまざまな取り組みだ。自動運転の電気シャトルバスの導入や、業務用車両の電気自動車(EV)への置き換え、運用エリアへのEV充電ステーションの設置拡大などが挙げられている。
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ハワイ州運輸局のエド・スニッフェン局長は、「空港運営パートナーとの連携により、イノウエ国際空港は電気インフラが地上と空の両方の運用を支える一方で、コストを抑えつつ排出量削減に貢献できることを証明しています」とコメントしている。
今後も同空港では、ターミナル施設全体の省エネ化や太陽光パネルの拡充、連邦政府・航空会社・空港内店舗との協力強化を通じて、空港全体の排出量削減に取り組んでいく方針だ。
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