ホノルル高架鉄道「スカイライン」、11月の利用者数が約3万人増 空港駅を含む第2区間の効果顕著

ホノルル高架鉄道「スカイライン」、11月の利用者数が約3万人増 空港駅を含む第2区間の効果顕著

更新日 2025.12.03

ホノルル高架鉄道スカイラインの11月の利用者数が大きく伸び、10月に比べて約2万9,000人増加したことがわかった。10月16日に開業した第2区間が11月から初めてフル稼働となり、利用増につながったとみられる。

第2区間開業前の平均平日利用者は1日あたり4,449人だったが、開業後は一気に10,423人へと倍増。11月の平均平日利用者数は、退役軍人の日とサンクスギビングを除いた場合で1日10,552人となり、さらにわずかに増加した。



月間利用者数に目を向けると、10月は24万1,373人。10月中旬に第2区間がオープンしたことで後半の数字が伸びたが、前半の利用者が少なかった影響や、10月18・19日に実施された無料乗車ウィークエンドによる一時的な増加など、特殊要因も含まれていた。

一方、11月の月間利用者数は27万615人で、10月より29,242人増。第2区間が1カ月を通して利用可能だったことが大きな要因となった。第2区間には、ダニエル・K・イノウエ国際空港にアクセスできるレレパウア駅が含まれており、利便性の向上も利用増につながったとみられる。

11月で最も利用者が多かったのは11月19日(水)で11,298人。一方、最も少なかったのはサンクスギビングデーの4,623人だった。ただし、祝日特有の減少があるものの、この数字でも第2区間開業前の平均より高い水準だという。

祝日を除く最少利用日は11月16日(日)の6,090人。平日に限ると、最も少なかったのは11月10日(月)で9,948人だった。

全体として、11月の利用者数は10月比で12.1%増となり、ホノルルの新しい公共交通機関としてスカイラインの定着が着実に進んでいることがうかがえる。


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