新デザインのハワイ州運転免許証に批判相次ぎ、6000名が署名  ホノルル市長は理解求める

新デザインのハワイ州運転免許証に批判相次ぎ、6000名が署名  ホノルル市長は理解求める

更新日 2026.07.21

 17年ぶりにデザインが刷新されたハワイ州の運転免許証と州IDをめぐり、一部住民からデザインを疑問視する声が上がる中、ホノルル市のリック・ブランジャルディ市長は22日の記者会見で、「これが新しいカードだ」と述べ、デザイン変更への理解を求めた。

新デザイン:https://www.honolulu.gov/csd/drivers-license-procedures/

新しい運転免許証と州IDは、偽造防止対策の強化を目的に導入されたもので、約50種類のセキュリティ機能を搭載。浮き出し文字やマイクロテキストなどの偽造防止技術に加え、素材には耐久性に優れた100%ポリカーボネートを採用している。

一方、新デザインについては、「ハワイらしさが感じられない」「ハワイの自然や文化を十分に表現していない」といった意見も上がっており、変更の見直しを求めるオンライン署名には約6,000人が賛同した。

署名活動を呼びかけた地元ラジオ局「HI-93」のパーソナリティーは、「セキュリティ機能の強化には反対ではない。住民が長く使う身分証だからこそ、地域の魅力やアイデンティティを感じられるデザインになってほしかった」と話している。

これに対し、ブランジャルディ市長は「好みは人それぞれだが、これが新しいカードだ。慣れて、好きになってもらえれば」と述べ、現時点でデザインを変更する考えはないことを示した。

行政側も、新デザインの目的は安全性の向上にあると強調する。ホノルル市顧客サービス局のキム・ハシロ局長は、「最も大きな改善点はセキュリティ機能だ。カードの改ざんや複製を極めて困難にすることができる」と説明した。

また、ハワイ郡のキモ・アラメダ郡長も、「私の古い免許証はすでに表面が剥がれ始めており、コピー機で複製できてしまう状態だった」と述べ、新カードの耐久性と安全性を評価した。

新デザインの運転免許証と州IDはすでに発行が始まっているが、現在使用している旧デザインのカードは、有効期限までは引き続き利用できる。


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