ハワイでリタイヤメントプラン(個人年金)に加入する

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ハワイでリタイヤメントプラン(個人年金)に加入する

更新日 2020.02.24

ハワイで働く場合、若いうちから老後のためのリタイヤメントプラン(個人年金)に加入するのがおすすめです

 

米国で働く人は日本の厚生/国民年金に相当する「ソーシャルセキュリティー(社会保障)」を毎年政府に支払います。これが老後一定年齢を過ぎると年金として支給されますが、年金だけで生活するのは困難なため、各自が税制上優遇される個人年金制度「リタイヤメントプラン」を利用し老後の資金を準備します。

 

「Traditional」と「ROTH」IRA

IRAの種類は「Traditional」または「ROTH」に分かれ、前者は年間の積立額が所得税から控除されますが、受け取り時に収入扱いとなり税金がかか ります。一方後者は所得税から控除は出来ませんが、受け取りの際に税金が かかりません。積立上限額以内なら両方に加入することも可能です。

 

個人で加入する「IRA」

 リタイヤメントプランには大きく分けて個人で管理する「IRA(Individual Retirement Account)」と、勤務先を通じて行う「Employer Sponsored Plan」の2種類があります。IRAの場合、個人で銀行や投資信託会社、保険会社などのプランを自由に選び加入します。IRA年間最高積立限度額は2020年現在50歳未満が6,000ドル、50歳以上が7,000ドルで、積立額や税金控除額は自分の年収などに応じて決められます。

  会社を通じて加入する「401K」

2020年の401K年間最高積立額は19,500ドルですが、50歳以上は26,00 0ドルです。401Kを扱わない会社もありますが、扱っている場合は積み立ての一部に会社が貢献(マッチング)する場合もあるので積極的に加入しましょう。個人事業主の場合、個人で401Kに加入することも可能です。勤務先を退職する場合は401Kを他のリタイヤメント口座に移動(ロールオーバー)することも可能です。

この他に非営利団体や教育機関、宗教団体の「403b」、事業主(個人事業主も可)が利用出来るSolo401K、「SEP(Simplified Employer Pension) I RA」、従業員 100人以下のスモ―ルヒジネス経営者が設定出来る「SIMPLE IRA」もあります。

リタイヤメントプラン 加入条件

  • 米国市民、グリーンカードまたは労働ビザ保持者

  • 納税者番号・ソーシャル セキュリティ番号を保持

  • 米国内で申告義務のある労働収入があること

  • IRAの場合は働いていること

  • 401Kの場合は勤務先にプランがあること

リタイヤメントプラン開始時期

リタイヤメントプランは若い時に開始する方が有利です。勤務を始めた時点で加入出来ますので、初めて就職する際に口座を開くのが理想的です。可能ならば月収の10%程度、あるいは最高積立額を積み立てることを目標とすると良いでしょう。リタイヤメントプランには様々な投資方法の選択肢がありますので、各金融機関のファイナンシャルプランナーに相談して最も適したプランや積立額をアドバイスしてもらいましょう。

銀行と運用がワンストップで可能

リタイヤメンプランを開始する場合、まず金融機関でファイナンシャルプランナーに相談しましょう。普段から取引きがあり信頼できる金融機関に相談するのがおすすめです。ファースト・ハワイアン・バンクでは銀行と投資運用がワンストップで可能。銀行口座と投資運用の口座を簡単にリンクでき、また日本語で説明を受けられるのもメリットです。

 
 

 

【情報提供・監修】

ファースト・ハワイアン・ バンク
First Hawaiian Bank 日本語カスタマーサービス

電話番号:(808)525-8977

ウェブサイト:www.FHB.com

メール:japaninfo@fhb.com

高橋誠徳 シニア・ウェルス・アドバイザー

電話番号:(808)738-4601

メール:stakahashi@fhb.com

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