ホノルル高速鉄道、ディリンハム通り周辺のインフラ移転工事をナン・インクが受注

ホノルル高速鉄道、ディリンハム通り周辺のインフラ移転工事をナン・インクが受注

更新日 2022.08.26

ホノルル高速交通局(HART)は、ディリンガム・ブルバード沿いの公共施設の移設工事をナン・インク社に発注したと発表した。

発注額は約5億ドル(約680億円)で、HART工事の難関となっていたカリヒからパラマ地区のカメハメハ・ハイウェイとラマカ通りの角からディリンガム通りとカアヒ通りの角までの公共施設の移設が主な工事となる。

工事は2023年の第1四半期に開始し、2026年の第1四半期までに完了する予定。移設される公共施設は、上下水道、電気、燃料、通信、雨水排水のインフラと、一部の道路改良が含まれ、移設だけでなくアップグレードが施される部分もある。

ディリンハム周辺は交通量が多く、また鉄道の橋脚建設のための地盤掘削が地下インフラと干渉することから工事予定が遅れていた。車線、歩道、路上駐車の一時的な閉鎖を行い、必要に応じて24時間365日体制で工事を行う予定となっている。

ナン・インクはミリタリー関連施設の建設などで実績を上げ、現在はケアモク通りのツインタワーコンド「パーク・オン・ケアモク」をディベロッパーとして建設中。

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