【ハワイの保険の専門家に聞きました】米国の生命保険加入のハードルが下がり 「 資産防衛」の新しい選択肢になっています

【ハワイの保険の専門家に聞きました】米国の生命保険加入のハードルが下がり 「 資産防衛」の新しい選択肢になっています

更新日 2025.12.02

宮崎あゆみさん
インシュランスほっとライン

宮崎あゆみ 神戸出身。観光業や教育産業に携わったのち、2008年から生命保険・ 介護保険・個人年金のエージェントに。日本人向けの生命保険が得意分野。メディケ アコンサルタントとしても活動し、2023年「インシュランスほっとライン」を開設した。

中野亜紀 東京都出身。ハワイ大学会計学科卒業後、日系不動産会社に勤務し、ハワイ州不動産免許を取得。不動産業と並行して「インシュランスほっとライン」に参画。EA(米国税理士)、 生命保険・個人年金・メディケア保険・火災保険・車両保険を取り扱うライセンスを所持。

インシュランスほっとライン社に聞きました。
米国の生命保険加入のハードルが大きく下がった背景とは?


米国の生命保険は、単なる保障にとどまらず、資産運用の一環として世界中の富裕層に選ばれてきました。多額の保障が受けられるうえ、積立部分の運用利回りが高く、生前にベネフィットを活用できる点が特徴です。以前は海外在住者の場合、最低50万ドル(約7500万円)以上の死亡保障が必要でしたが、近年では20万ドル(約3000万円)から加入できるようになり、ハードルが大きく下がりました。さらに契約条件も緩和され、米国内の住所や銀行口座がなくても加入できるようになったのは大きな変化です。

現在のアメリカ経済では、インフレの長期化で物価上昇が続き、金利は高止まりしています。名目上は高金利に見えても、実質的にはインフレに追いつかず、お金の価値が目減りしているのが現状です。そんな中で注目されているのが、運用効率の高い米国の生命保険という「資産防衛」の新しい選択肢。堅実なファンド運用によりインフレ耐性を高め、ドル建て資産として安定した成長が期待できます。
 

”富裕層だけの保険”ではなくなったアメリカの生命保険

米国の生命保険は、加入者のステータスによって加入するための条件が異なります。

①アメリカ市民・永住権保持者

滞在年数に関係なく購入でき、選択肢が最も広いです。早く加入するほど利回りが高く、多くのベネフィットを受けられます。日本移住後は選べる保険が限られるため、在米中の契約が有利です。
 

②合法的な滞在ビザで12ヶ月以上米国に滞在している人

保険会社によりますが、滞在年数が長いと選択肢は増えます。米国滞在中に契約すれば、日本帰国後も運用の継続が可能です。

③法人や不動産を所有している人、有効なビザで1年未満滞在の人

米国内に住所があり、SSN(社会保障番号)またはITIN(個人納税者番号)を持つ方は、選べる保険会社が広がります。保険金は日本の口座で受取可能で、為替手数料を保険会社が負担する場合もあります。条件を満たせば、①②カテゴリーの人と同様にアニュイティ(米国個人年金)への加入も可能です。
 

④日本在住で特にアメリカとの関係がない人

近年はこの層も加入のハードルが下がり、高所得者層を中心に、老後資金や長生きリスク対策、相続税対策としての利用が増えています。


米国の生命保険は、死後の保障だけでなく、教育資金や医療費、老後資金などライフステージに応じた柔軟な活用が可能です。税制や規制は今後変わる可能性があり、信頼できるエージェントに相談し、目的に合わせた設計を行うことが大切です。

超低金利の日本で資産を眠らせておくより、グローバルな視点でお金を動かす時代。米国の生命保険は、いまや「富裕層だけの特権」ではなく、長期的な安心と成長を求める人々にとって魅力的な選択肢となっています。弊社では、無料でカウンセリングとお見積もりを承っておりますので、お気軽にご相談ください。

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